ゴルフウェアの店は、芝生やカップを室内へ持ち込む必要はない。AMAZINGCREは10月23日、ソウル清潭にブランド初の旗艦店を開き、WGNBのペク・ジョンファンがスイングの軸をハンガー、曲線、見る角度へと置き換えた。住所は狎鴎亭路60キル11。2層の空間は商品展示とVIPサービスを組み合わせる。開幕の記念写真以上に興味深いのは、スポーツの概念が店舗で使える部材になる仕組みだ。
スイングの軸は、造形でありハンガーでもある
公式サイトはデザインを「Shifting Axis」と説明する。異なるクラブが描く軌跡を装飾図柄ではなく、空間を生む出発点にした。外観は簡潔な量塊にまとめ、大きな開口から内部を街へ見せる。閉じた壁に広告を貼る方法とは異なる。角地の両方向から建物を見通せるため、入口へ近づく前から服と内部の奥行きを感じられる。
1階は曲線と傾いた軸線で陳列を組み立て、空間を横切る部材が服を掛ける役割も持つ。触れられない彫刻を置くだけではない。公式設計図には円形の穴がある濃色の斜材、細い金属の横棒、曲面の展示台が見え、白い床と金属調の天井・壁が輪郭を際立たせる。多数の小道具でコースを再現せず、回転を線、方向、高低へ分解し、概念そのものへ服を掛ける構成だ。
2階の映像壁とラウンジは、異なるリズムを持つ
2階前方は展示エリア。設計説明では多様な軸が空間感を作り、LEDも分割することで、動く映像を載せる装置自体に動きを感じさせる。一階の曲線と違い、注目点は並び方、分割、延長へ移る。服、ゴルフバッグ、横長の展示面、金属壁を組み合わせ、単に壁沿いに棚を詰め込むのではなく、デザインのセレクトショップに近い見方で道具を並べる。
複数の軸に沿って服とゴルフバッグを配した公式2階設計イメージ。現場の実写ではない。
左側に分割映像壁の構造、手前に展示台を配した公式2階設計イメージ。中央階段が2階を前後に分け、奥にVIPラウンジと専用試着空間を設ける。公式図では円筒形の試着室、曲線の黒い椅子、色の変化する背景が、前方の直線的な展示と違いを作る。VIPは予約を通じてプライベートフィッティングや1対1のスタイリング相談を利用できる。サービスには条件があり、ソファが写っているからといって奥全体を誰でも使える公共の休憩場所とは説明できない。
曲線の黒い椅子と円筒形試着室で領域を分ける公式VIPラウンジ設計イメージ。開業後に見られるものと、今後の計画を分ける
AMAZINGCREは2015年のPGAショーで、ヘッド中央に空気穴のあるドライバーが注目され、2020年にはアパレルへ進出した。身体の動きと服の構造の関係をデザインの方向として捉え、清潭旗艦店は同じ考えを空間へ広げる。今後は新シーズンのプレビュー、アーティストやブランドとの協業、カプセル商品、支援選手のサイン会やレッスンなどを予定する。日程未発表の企画を、毎日参加できる催しとは受け取れない。
公式店舗ページの営業時間は平日10時30分〜20時、週末10時30分〜20時30分で、電話は02-2135-6672。住所で道順を確認し、VIPサービスなら予約方法を問い合わせたい。本記事はブランド提供の外観写真に、公式の空間設計イメージを組み合わせる。設計図は当サイトが現場で撮影した写真でも、特定日の家具や商品の配置をすべて記録したものでもない。小売空間の設計に関心のある旅行者には、ゴルフ服だけでなく、服の機能が室内の線に翻訳される点も見どころになる。
斜材、曲面の展示台、ハンガーが空間を構成する公式1階設計イメージ。現場の実写ではない。
金属壁、斜材、黄色い椅子の素材の違いを示す公式1階設計イメージ。