Siri AIとこれらの機能の演算を支えているのはA18チップだ。Appleによると、このチップはデバイスが家庭内で収集する大量の個人データを保護するセキュリティ処理も同時に担っているという。HomeViewは顔と声の認識機能を備え、画面の前に立っているのが家族の誰かを識別し、それぞれに対応したパーソナライズされたUIとよく使うアプリ一覧を表示する。ユーザーがその場を離れると、画面を覗き見ようとする人にはロック画面しか見えなくなる。日常使用では、HomeViewは一定間隔で自分のiPhoneやiPadのロックを解除するよう求めてきてデバイスの操作を続けさせる仕組みで、別途ナイトモードも用意されており、朝一番の操作時はスマホのロック解除を求められない。
Apple Home Collection:LG、Schneider Electricと提携した周辺機器群
今回のAppleのスマートホーム戦略には、LGおよびSchneider Electricと共同開発したハードウェア群も含まれており、総称して「Apple Home Collection」と呼ばれる。LGが担当するのは屋内外カメラ、ビデオドアベル、スマートロック、サーモスタットで、Schneider Electricはサーモスタットのもう一つの選択肢を追加提供する。Appleはこれらデバイスの価格帯を199ドルから349ドルと発表したが、実際の発売時期についてはまだ公表していない。Appleによれば、これらのデバイスはiPhoneを近づけるとAirPodsのペアリングに似た設定カードが表示される仕組みで、ユーザーはHomeView上で直接操作やライブ映像の確認を行うこともできるという。