原宿のセレクトショップ00がcobble duを取り扱う。新しいブランドをハンガーに加えるだけでなく、服、オブジェ、アーカイブを一緒に迎える企画だ。デザイナー森りこが手がける同ブランドは、2026年10月30日から11月6日まで「SPACE」を開催し、00の1階を展開する。2026年秋冬、過去の商品、イベント限定品の即売と受注を行い、異なる時期の装いを一つの空間で比べられる。
3つの限定品で、腰、胸、小さな装飾を扱う
限定のOriginal logo belt white hair calfは49,500円、Fitted T-shirts + Freedom Unity Creative Keep printは17,600円、Original badge + studs pins setは3,850円。必ず一式で買う組み合わせではなく、腰、身体に沿うトップス、小さなピンという異なる大きさからブランドに触れる入口になる。
ピンとチェーンが小さな細部で企画の表現を続ける。公開スタイリングでは、複数のベルトが腰を密な横方向の領域にし、黒いトップスと短いボトムに対比をつくる。ピンは狭い面積に金属の光と図柄を加える。数より配置に注目したい。同じバックルも腰や胸の近くに置くことで身体の区切りを変え、単に目印を増やすだけではない。
複数のベルトが腰を密な横方向の領域にする。
フーディーとショーツが上下の露出を変える。見慣れた服を、少し見慣れない組み合わせへ
別の装いは短いジャケット、毛足のある襟、プリーツ状の下端を重ね、淡いパンツをつなぐ。上半身のふくらみと膝付近の細部が異なるリズムを生む。フーディーとショーツではふくらはぎや靴下を多く見せ、前の組み合わせと覆う比率を変える。これらはシリーズの着こなしの手掛かりで、写る小物すべてが限定品とは限らない。
灰白の毛足のある層、グラフィックトップス、濃いパンツは、作業場を思わせる背景で触感を際立たせる。身体に沿う層、ふくらむ表面、腰の装飾を分けて見れば、どれが輪郭を主導するかを比較できる。全身を再現しなくても、一つの細部が見慣れた服をどう変えるかが分かる。
毛足、図柄、濃いボトムがつながる。SPACEは今季だけでなく、アーカイブとオブジェも並べる
00をイメージして制作したオブジェを展示し、秋冬の新作、過去の作品、限定品を同じフロアに置く。即売と受注が併存するため、入手方法や待ち時間は商品ごとに異なり得る。すべての服が全サイズそろい、当日持ち帰れるイベントとは考えず、個別に店へ確認したい。
10月30日から11月6日は今回のSPACEの会期で、ブランドの全商品に永久的な販売期限を設けるものではない。cobble du公式Instagramで更新を確認できる。00では今季の輪郭、限定品、過去の作品のどれを見たいか決め、販売と受注条件を聞くとよい。短期の空間に集まる図柄と物を、自分に必要な選択へ変えやすくなる。