一枚の守秘義務契約によって、どの慈善団体を支援できるかまで制限されていたという。FKA Twigs と Shia LaBeouf の間で何年にもわたって続いてきた法廷闘争は、今回の NDA 終了合意によって新たな節目を迎えた——彼女はこの関係について、何の制約もなく公に語れるようになったのだ。
話は2020年に遡る。Twigs は LaBeouf を「絶え間ない虐待」で訴え、性暴力、暴行、精神的苦痛などを理由に1000万ドルの損害賠償を求めた。この訴訟は2025年7月に和解に至ったが、当時和解条件は公表されなかった。本当の転機が訪れたのは2026年3月。Twigs は裁判所に文書を提出し、2025年10月に彼女が受けたインタビューに関して、LaBeouf が密かに「秘密の仲裁申し立て」を行ったと告発した。Twigs の弁護団は裁判資料の中で、この行為がカリフォルニア州法に真っ向から抵触すると主張し、さらに契約条項が彼女の支援できる慈善団体まで制限していたと指摘した。

この一連の裁判資料をいち早く報じたのは Billboard だった。資料によると、LaBeouf 側の弁護団は今年3月、Twigs の主張を強く否定し、彼女はすでに和解条件に拘束されることに同意していたと主張した。これに対し Twigs 側の弁護団は、あのインタビューは NDA 条項に違反していないと反論。さらに、たとえ違反していたとしても、契約自体がカリフォルニア州の「STAND Act」に基づき違法であり、法的拘束力を持たないと主張した。この争いは最終的に法廷弁論まで至らず、LaBeouf は契約の終了・撤回に同意する道を選んだ。
Twigs の弁護士 Matthew Rosengart は『PEOPLE』誌に対し、Twigs は「自分自身よりも大きな目的のために声を上げた。すべての女性の性暴力サバイバーのために」と語り、今回の勝利は「彼女が自分の経験について完全に自由に語り、自分ほど恵まれていない女性たちのために声を上げ、自ら選んだ慈善活動を支援できるようになることを意味する」と述べた。一方、LaBeouf の弁護士 Shawn Holley はこう応じた。「Shia は Twigs の人生とキャリアの今後の成功を心から願っており、そのために長年続いた両者の争いを終わらせることに同意した。Twigs はこれまでもずっとこのことについて語ってきた。もはや彼女がそれを語り続けることを止めるものは何もない」。
裁判資料の中で、Twigs の弁護団はこう記している。彼女は「自分の経験について語り続けられることを誇りに思っている。そして、自分のために声を上げるだけの資力を持たないかもしれない他の女性たちのためにも」。