3週間。これがGoogleが今回Gemini 3.6 Flashに与えた寿命だ。台北時間8月13日、公式ブログにGemini 3.7 Flashの発表が掲載された。前世代のリリースからわずか3週間で新モデルがすでにラインナップ入りし、公式からは「これまでで最も知的な主力ワークモデル」と称された。この形容詞よりも、開発者コミュニティが実際に反応したのは価格の方だった。
Gemini 3.7 Flashが主力とするのは2つ——コード記述とAIエージェントタスクの実行だ。公式が公表したベンチマークテストの数字が進歩幅を物語っている——DeepSWE v1.1テストのスコアは3.6 Flashの49.0%から65.3%へと跳ね上がり、FrontierCode 1.1 Mainでは43.6%を記録した。開発者にとってより直接的に感じられるのは、初回生成のコードが本番環境にそのまま投入できる精度を備え始めたことだ。フロントエンドのウェブ部分では、スクリーンショットやデザインシステムを一つ入力するだけで、モデルがUIの再現度と一貫性を元のデザインにより近づけられるようになった。
本当の切り札は価格設定だ。本日から2026年末までの「導入優遇期間」中、Gemini 3.7 FlashのAPI料金はそのまま半額に——入力100万トークンあたりわずか0.75米ドル、出力は3.75米ドル。この半額は2027年1月1日まで続き、その後標準価格の1.50米ドルと7.50米ドルに戻る。Googleは開発者に1年半の猶予を与え、競合よりも低いコストでワークフローを自社エコシステムへ取り込ませようとしているわけだ。
新モデルは同時にGemini Sparkにも供給された——これは世界160カ国以上のGoogle AI Pro・Ultra購読者向けに提供される24時間365日対応のパーソナルAIエージェントサービスで、主にGmail、カレンダー、Docsといった Google Workspace内のアプリ横断ワークフローを処理する。安全性面でも、Googleは化学・生物・放射性物質・核(CBRN)やサイバー攻撃といったリスク項目に対して防護機構を更新し、Frontier Safetyの防護網をさらに一歩進めた。現在、開発者はGemini API(Google AI Studio)およびAndroid Studioを通じてこの新モデルを直接呼び出すことができる。






