『Horizon Hunters Gathering』はもともとSonyが力を入れて推進していたマルチプレイ型ライブサービスゲームだったが、今やゲームの形態そのものを再定義せざるを得ない状況にある。Bloombergの報道によると、開発元のGuerrilla Gamesはこの作品の規模を縮小し、ライブサービス要素を撤廃、代わりにストーリーモードを加えることで、全体の体験をより従来型の協力プレイゲームに近づけようとしているという。
この調整は、今年前半に実施されたクローズドテストが発端となっている。プレイヤーからの評価が芳しくなかったものの、Guerrillaはプロジェクトを即座に中止することはせず、開発チームに期限を設けた——年内に次のマイルストーンの成果を提示し、上層部を納得させて継続の承認を得る必要があるという。報道によれば、当初『Horizon Hunters Gathering』に携わっていたスタッフの大半は、すでに別のプロジェクトへ再配置されており、そのプロジェクトも今年後半に評価を受ける予定だという。
今回の調整は、Guerrilla内部のリソース配分の現状も浮き彫りにしている。これまで大半の開発人員は『Horizon Hunters Gathering』に投入されており、正統な『Horizon』続編——つまり『Horizon Forbidden West』の後継作にあたるプロジェクトに着手しているのは比較的小規模なチームのみで、完成までにはまだ数年を要すると報じられている。一方、PCおよびモバイル市場をターゲットとしたマルチプレイMMO『Horizon Steel Frontiers』については、NCSoftが外部開発を担当している。
『Horizon Hunters Gathering』が置かれている状況は、Sonyの近年のライブサービス戦略がたびたび頓挫している現実を改めて示す一例に過ぎない。Sonyはかつて、今年3月までにライブサービスゲームを10作品リリースする計画を発表していたが、その後God of WarやSpider-Manを題材とした作品を含む複数のプロジェクトを次々と中止したと報じられている。Naughty Dogも2023年に『The Last of Us』のマルチプレイ企画を打ち切り、『Concord』はリリースと同時に大惨事となった。Bungieの買収も順調とは言い難く、同スタジオはすでに『Destiny 2』の積極的な開発を終了しており、『Marathon』も期待されたような評判・興行の両面での成功には至っていない。現時点で、Sony傘下で唯一しっかりと足場を固めているライブサービスゲームは、依然として『Helldivers 2』のみである。






