あらすじすら明かそうとしない映画があると、逆にキャスト陣が唯一の手がかりとなる。Ari Asterが脚本・監督を務め、A24とLars KnudsenのSquare Pegが共同製作する新作『Scapegoat』について、現時点で確定しているのはScarlett Johanssonが主演兼製作に名を連ねることのみ。Deadlineの報道によれば、Jacob Elordiが彼女の相手役として出演交渉中だという。
製作側はストーリー内容について口を閉ざしており、業界では医師とインフルエンサーを巡るスリラーから、SFラブストーリー、キャラクター中心のドラマまで様々な憶測が飛び交っているが、いずれも確認は取れていない。この情報の空白自体が、Aster作品にはお馴染みの姿勢と言える——まずキャスト陣で語らせ、内容は後で明らかにするというスタイルだ。
Elordiにとって、これは今年既に多忙を極めるフィルモグラフィーへの最新の一枚となる。彼はGuillermo del Toro監督の『Frankenstein』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞にノミネートされたのを皮切りに、Emerald Fennell監督の『Wuthering Heights』に出演、さらにHBO『Euphoria』の撮影も終えたばかりだ。今回の交渉が成立すれば、『Scapegoat』はJohanssonとの初共演となり、彼にとって今年3本目の大型映画プロジェクトとなる。
現時点でタイトル、キャラクター設定、公開時期はいずれも未発表であり、すべては「交渉中」という段階にとどまっている。






