歴史的建築の型が集まる空間で、現代彫刻は最大の大きさで勝負する必要はない。Kennedy Yankoの個展「Ce qui nous rassemble」が2026年10月16日から2027年1月3日まで、パリのCité de l’architecture et du patrimoineで開催される。再生金属と柔らかく折れたような絵具の膜を、Carlu Galleryの石膏型コレクションに介入させた。展名は私たちを結びつけるものと理解できるが、まず目に起こるのは新旧の素材が同じ視線を占める関係だ。
Carlu Galleryにはフランスの大型建築彫刻の型があり、門、人物、装飾はもともと折れ線と立体のリズムに満ちている。その前に置くYankoの金属の角は衣服のひだと対応し、絵具の平面は時代を感じさせる凹凸と向き合う。古い建築を取り払い白い箱へ作品を入れるのではなく、既存のコレクションを鑑賞に参加させ続ける。
会場はパリ1 Place du Trocadéro et du 11 Novembre, 75116。Salon 94公式の展覧会紹介で会期を確認し、開館とチケットは館へ確認したい。ページ末尾のニューヨークやパリのギャラリー連絡先を会場と混同しないこと。パリの予定を組むなら、未開幕のアートウィーク予告ではなく、現在開催中で1月3日まで年をまたぐ展示として考えられる。