MASUとPUMAによるコラボレーション第3弾が、2026年10月12日に日本で発売された。T7 Curio Track Jacket、Curio Suede、Flying Angels Socksの3型で構成される。注目したいのは、19世紀のヴィクトリアン服の装飾や裏側の美しさが、スポーツウェアの輪郭に入り込む点だ。ボタン、曲線の切り替え、ポケット、異なる生地の対比が、時代の異なる服を結んでいる。
T7のラインに、古典的な服の正面を重ねる
ブラックのT7ジャケットは税込30,800円。光沢を抑えた細かなジャージー生地を使い、公式の素材表記はポリエステル100%、総裏仕立てとなる。袖の特徴的なラインを残しながら、前開きの横には装飾的なボタンが並ぶ。大きなフラップポケットは身頃の前後にまたがり、曲線の縫い目や細かなギャザーによって、スポーツジャケットに古典的な服の奥行きを加えている。
ブラックのT7 Curioは袖のラインを残し、多連ボタンを加える。
ボタンと曲線的なフラップポケットが装飾的な層をつくる。胸のプーマキャットと右袖のMASUのエンジェルも、かすれた表現を採用。商品写真では白黒のラインが遠くからの識別を担い、ボタンとポケットは近くで見たときに存在感を増す。柄を重ねなくても、ジャケットを装いの中心にできそうだ。公式サイズはXS〜XL、着丈は約56.5〜63.5cm。普段のスポーツウェアのサイズだけで判断せず、肩幅と身幅も照らし合わせたい。
右袖には、かすれたMASUのエンジェルが見える。Curio Suedeは服の内側を足元へ
税込24,200円のCurio SuedeはPUMA Suedeをベースに、ブラックのベルベットと粗いコットンキャンバスを対比させ、かかとにスモーキーなスウェード、全体にヴィンテージ加工を施している。スピードフック、シルバーのブランドマークやエンジェルも見どころ。ガムソールとクリーミーな生地によって色数を絞っており、公式カラー名はALPINE SNOW。別に鮮やかな多色展開があるという意味ではない。
魅力は素材の表裏と、時間を経たような雰囲気にある。ジャケットの内側を思わせる質感が甲へ現れ、外套の多連ボタンと装飾性で呼応する。汚れたような仕上げもデザインの一部なので、真っ白な新品の表情を期待するのではなく、実際の商品写真を確認したい。ローカットの形は、長いパンツにもソックスを見せる着こなしにも余地を残す。
3型の選び方と確認先
Flying Angels Socksは税込2,750円。膝下丈の黒いソックスにエンジェルのモノグラムを配し、正面にプーマキャット、つま先にMASUのロゴを置く。3点を同時に着るだけでなく、短パンや少し短い裾からソックスだけをのぞかせても、シリーズの細部を楽しめる。Curio Suedeを主役にするなら、濃いソックスで靴の素材の違いに視線を集める方法もある。
ブラックのロングソックスにエンジェル柄とPUMAのマークを配した。発売時の日本の取扱先は、プーマストア原宿キャットストリートと大阪、公式オンラインストアとアプリ、MASU公式ストア、一部取扱店。10月25日の確認時点では、MASU公式サイトのT7ジャケットは全サイズが売り切れ表示だった。取扱店一覧は在庫の保証ではない。まずはT7の公式サイズ・販売状況を確認し、ロゴだけでなく、自分が残したい輪郭や生地、着る頻度を基準に選びたい。