SPEEDCATはもともとロマンチックとは無縁の存在だった。2000年の発売当時は、レーサーのために作られた薄底シューズで、フェラーリチームのミハエル・シューマッハもピット周りでこれを履いていた。ローカットで地面に張り付くようなシルエットは、いつでもアクセルを踏み込めそうな佇まいだった。2020年に復刻されると、このシューズはサーキットよりもストリートで加速し、2024年にはファッションサイト「Lyst」から世界で最もホットなスニーカーに選ばれた。そして今回PUMAは、このモデルを対極の方向へと押し進める——サテンとリボンをまとわせ、SPEEDCAT Etoileへと生まれ変わらせたのだ。
ローカットのシルエット自体は変わらないが、素材はスエード切り替えのサテンに変更され、表面には派手すぎない程度のほどよい光沢がある。シューレースはリボンに置き換えられ、つま先部分にはあえてリボン結びが施された。これがこのシューズ全体で最もはっきりとバレエシューズを想起させるディテールであり、唯一説明が必要な変更点でもある——レーシングシューズが持つ控えめなスピード感が、リボンひとつでバトンタッチされたというわけだ。
今回まず発売されるのはローズピンクとクラシックブラックの2色。アンバサダーのROSÉはピンクを選び、ショート丈のTシャツにデニムのワイドパンツを合わせたコーディネートを披露。あえてシューレースを外してベルト代わりに使い、足元のSPEEDCAT Etoileと呼応させることで、甘さと辛さのバランスをうまく表現している。
8月11日にはさらに、レモンイエローとキャラメルカラーを組み合わせた1足が加わる。これはPUMAとアンバサダーMelinda(メリンダ)が手がけるスキンケアブランド「nomel」とのコラボレーションによる、夏季限定カラーだ。同時期、PUMA指定カウンターにてSPEEDCAT Etoile(色は問わず)を含むNT$3,580以上のお買い上げで、他アイテムと合わせ合計NT$4,000以上ご購入の方には、サテンヘアゴムセットとnomel「オールデイライトサンスクリーンスプレー」正規品1本をプレゼント。数量限定、なくなり次第終了となる。













