Kim Yunsooの「Surface of Winds」は2011~2018年作。さまざまな人の足裏の輪郭を薄い青のPVCへ写し、切って繰り返し重ねる。分かりやすかった足形は層が増すと移動し広がり、濃淡と体積を得る。公式写真では廊下に青い作品が点在し、自然な木色の枠が視線を奥へ導く。半透明の縁は各層を光の断面のように見せる。
Kim Yunsoo「Surface of Winds」。重ねたPVCを廊下に配置する。「Surface of Winds」細部。薄い層が青の濃淡を作る。
「Wind (A Sculpture on Transparency)」などでは段ボールを巻く。2001年の作品に加え、2002年作で2026年に部分修復した「Longing for Innocence」は、書く面や包装としての紙を器に近い曲線へ変える。SK鮮慧院主催、PODO Museum企画。住所はソウル鐘路区三清路9ギル3-5で、訪問の予定や方法は070-8730-0191へ問い合わせられる。素材の異なる3人が、身振りを長く重ねたとき、軽く薄い物が空間の尺度をどう変えるかという問いへ向かう。