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鮮慧院の3人展10月31日まで、ガラスのWebと金色の留め具

Mona Hatoum、Choi Sungim、Kim Yunsooがガラス、留め具、PVC、段ボールを三清洞の韓屋へ。作品年、素材、寸法とソウルの会場を整理。

Morgan Lee, Features Editor
鮮慧院の3人展10月31日まで、ガラスのWebと金色の留め具

ソウル三清洞の韓屋、鮮慧院では、ガラス玉、パン袋の留め具、薄いプラスチック、段ボールが室内の見方を変えている。PODO Museum企画の『A Note From Trembling Things』は9月2日から10月31日まで。Mona Hatoum、Choi Sungim、Kim Yunsooの3人を紹介する鮮慧院アートプロジェクト2.0だ。

木床の韓屋内に薄茶色の器のような曲面彫刻がつるされる
Kim Yunsooの段ボール作品が韓屋内で曲面と体積を示す。

ガラス玉のWeb、まず韓屋の構造を見上げる

Mona Hatoumの「Web」は2025年作。手製の透明ガラス球とステンレスケーブルによる可変寸法のインスタレーションで、SK・PODO Museumコレクションに属する。慶興閣の内部を横切り、木梁の間で細線が交差し、窓からの光をガラス球が小さな輝きへ分ける。韓屋を覆い隠さず、元の柱梁と追加された網を同時に見せ、高さの違う二つの構造を捉えさせる。

木梁と格子窓の前で細線に沿い透明な球が並ぶ
「Web」の細部。ガラス球と交差するケーブル、木窓の層が見える。

館の説明では蜘蛛の巣は保護と捕獲の両方につながる。生物の住まいであると同時に、食物を得る装置だ。居住に関わる場所では二重性が具体的になる。まず網全体が部屋をどう横切るか、次に個々の球とケーブルの接続を見るとよい。遠くでは薄い面に見え、細部では多数の節点が維持する張力が分かる。

Golden Blanket、布ではなく留め具が作る体積

Choi Sungimの「Golden Blanket」はPODO Museumが2026年に委託制作。素材はwire ties、寸法は480×620センチと記す。日常のパン包装の留め具から着想し、小さく軽い素材をつなぎ編んで広い金色の面へ広げる。遠くでは柔らかい織物のようでも、端に密集した細線が伸び、毛布という身近な題名と素材の間にずれを作る。

公式紹介は家事、ケア、制作が交錯する時間へ作品をつなぐ。暮らしを美化するより、分散した短い時間が反復する手仕事によって目に見える大きさになる点が中心だ。展示写真では金色の面が大窓と庭からの光を受け、暗い床が輪郭を支える。大きなうねりと近景の小さな結び目は、異なる距離で捉える細部である。

青い足形が地景へ、段ボールは浮かぶ器のように

Kim Yunsooの「Surface of Winds」は2011~2018年作。さまざまな人の足裏の輪郭を薄い青のPVCへ写し、切って繰り返し重ねる。分かりやすかった足形は層が増すと移動し広がり、濃淡と体積を得る。公式写真では廊下に青い作品が点在し、自然な木色の枠が視線を奥へ導く。半透明の縁は各層を光の断面のように見せる。

「Wind (A Sculpture on Transparency)」などでは段ボールを巻く。2001年の作品に加え、2002年作で2026年に部分修復した「Longing for Innocence」は、書く面や包装としての紙を器に近い曲線へ変える。SK鮮慧院主催、PODO Museum企画。住所はソウル鐘路区三清路9ギル3-5で、訪問の予定や方法は070-8730-0191へ問い合わせられる。素材の異なる3人が、身振りを長く重ねたとき、軽く薄い物が空間の尺度をどう変えるかという問いへ向かう。

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