夏の終わりを嘆くのはまだ早い。季節の衣替えに関して言えば、Supremeの毎年恒例の秋冬ティザー画像はカレンダーよりも正確だ。今年公開されたのは、1着のレザージャケット。
プリントでもなければ、単一のBox Logoの復刻でもない。ブランド史上最も見分けがつきやすいバージョンをいくつか選び出し、そのままカット&パッチワークでレザージャケットの表面に仕立て上げたものだ。現時点で識別できる柄はBandana、Skull Pile、Arabic、そしてLast Supper Box Logo——どれも中古市場に出せば単独でオークション記事を書けるレベルの逸品ばかりだが、今回はそれら全てが1着のアウターに縫い付けられている。
手法自体に驚くような要素はない。レザーをパッチワークし、各バージョンのロゴがそれぞれ一区画を占める構成で、仕上がりは新作というより「着られるアーカイブ」に近い。あえてロジックを探すなら、これは新しいものを提示するというよりキュレーションに近く、数十年分のアイコンを広げて並べ直したもの、と言えるだろう。
現時点で価格・発売日は未発表。まずティザー画像を公開し、その後に完全なルックブックと毎週の発売リストを出すというSupremeいつものやり方は、今回も変わらない。






