本来インドアサッカーシューズであったSambaが、今回はボーリング場でこそ映える一足へと変貌を遂げた。Brain Deadとadidas Originalsによる今回のコラボレーションの狙いは明確だ。Sambaのシルエットバランスはそのままに、ボーリングシューズ特有の大胆な切り返しやラップアップ仕様のアッパーデザインを重ね合わせ、アニマルパターンで全体の世界観を最大限に引き立てている。
シリーズは「Cheetah」と「Snakeskin」の2カラーで展開。アッパーには質感高めのテキスタイル素材を採用し、ボーリングシューズならではの大きめなパネル切り返しを施している点が、従来のSambaとは最も異なるポイントだ。シルエットはそのままに、表面のデザインロジックはまったく新しいものに置き換えられている。
「Cheetah」は起毛アッパーにレオパードスポットを散りばめ、オフホワイトの3本線をブラックのグロッシーレザー仕立てのヒール、タン、アウトソール脇に意図的に配置。ラギッドな質感と光沢感が共存するコントラストを生み出している。「Snakeskin」も同様のオフホワイトストライプとブラックレザーのディテール配置を維持しつつ、メインの柄はテクスチャー感のあるフェイクスネークスキンパターンに変更。質感はレオパード版よりも冷ややかで、より控えめな印象に仕上がっている。
両モデルともディテールにはコラボレーションらしいアイデンティティマークがしっかりと落とし込まれている。タンには両ブランドの名を連ねたウーブンタグを配置し、Brain Dead特有のグラフィティ感漂う、型にはまらないグラフィック表現もデザイン全体に散りばめられている。主役を奪うほどではないが、単なる配色コラボではないことが一目で伝わってくる仕上がりだ。









