なんとも皮肉なシチュエーションだった。場所はGreen Dayの新作『Nimrods』のロサンゼルス・プレミア。なのに質問されたのは別のバンドの映画についてだった。当夜、様子を見に来ていたWeezerのギタリストBrian Bellは、地元ラジオ局Alt 98.7のDJに捕まり、「そっちも映画撮ってるんじゃないの?」と気軽に聞かれてしまった。

Bellの答えは正直すぎて、ちょっと笑えるものだった。「もう撮り終わったよ。まあ、これ言っちゃダメなんだけどね。でも本当に、クランクアップしたんだ。すごい出来になるよ、2027年には観られるから」。「言っちゃダメ」と言いながら、結局公開年までしっかり口にしてしまった。

この映画にはまだタイトルがついていない。話が最初に漏れたのは昨年、ボーカルのRivers CuomoがCoachellaのステージで自ら口を滑らせたときだった。彼は観客に向かって「ここ数週間、ロサンゼルスでWeezerの映画を撮ってたんだ」と語っていた。その時はJack Blackの出演も匂わせていたが、バンドの広報担当は後にこれを否定している。他の報道によれば、Keanu Reevesが悪役を演じる予定だという。作品のトーンは『Scott Pilgrim vs. The World』と『Weird: The Al Yankovic Story』の中間くらいと形容されている――片やコミック調のアクション・コメディ、片や自虐的なロック伝記映画という感じだ。

映画の話以外にも、Weezerは最近何かと動きが活発だ。バンドは2026年から2027年にかけてのワールドツアーを発表したばかりで、イギリス、ヨーロッパ、北米、そして日本を回る予定。今年の秋にはスタートし、8月21日にReprise/Warnerからリリースされる通算20作目のスタジオアルバム『The Gold Album』をサポートする形になる。同時期、バンドはリズムゲーム『Stage Tour』への参加も発表されている。このゲームは『Guitar Hero』の精神的続編とも言われており、今年の冬にリリース予定だ。

映画のタイトル、正式なキャスト、公開に関する詳細は現時点ではまだ発表されていない。