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香港で肖魯「逆風」展:海の波、赤い構造、15点の写真から身体と記憶をたどる

10 Chancery Lane Galleryの25周年展は2027年1月16日まで。写真、年表、映像で実践を結ぶ。10月22日のパフォーマンスと24日の対談は終了し、日曜は休廊。

Blake Ho, Visual Editor
香港で肖魯「逆風」展:海の波、赤い構造、15点の写真から身体と記憶をたどる

すでに起きた行為は、写真や映像を通してどう読み続けられるのか。10 Chancery Lane Galleryは創立25周年展「Xiao Lu: Against the Wind(肖魯:逆風)」で、作家の実践を振り返る。会期は2026年10月22日から2027年1月16日まで。年表、「Tides」「Skew」「15 Gunshots….from 1989 to 2003」、行為の映像を組み合わせ、身体、記憶、自律をめぐる問いを異なる時代の間で開く。日曜は休廊のため、本日10月25日は開いていない。

一枚の写真だけでなく、一連の行為として見る

肖魯は1962年杭州生まれ。1988年に浙江美術学院油画科を卒業し、1989年のインスタレーションとパフォーマンス「Dialogue」で中国現代美術の中で注目される存在となった。本展は一つの出来事に鑑賞をとどめず、写真、映像、年表によって、公私の領域、身体の自律、女性の声を継続して扱ってきたことを示す。まず背景を読み、その後に作品の具体的な動きへ戻りたい。

例えば公式リストは2019年の「Skew–1」「Skew–2」を写真として掲載する。各画像は78×130センチ、額装時は86×138センチ。写真が示すのは、行為から残された特定の瞬間だ。黒い衣服、傾いた赤い空間、水の痕跡を見ても、静止像と出来事が進んだ時間は区別する必要がある。姿勢や空間の関係を残せても、写真が過程全体を自動的に説明するわけではない。

二言語の展示文の隣に、赤い幾何学空間内の黒衣の人物を写す黒枠の写真が掛かる
展示文と「Skew」の写真が、制作の背景と画像の関係を示す。

赤、波、反復は異なる年をどう結ぶか

展示写真では「Skew」と「Tides」に関わる画像が隣り合う壁に置かれ、一方に赤い幾何学構造内の身体、もう一方に赤い服の人物と波が見える。リストの「Tides」二点も2019年作で、各画像77×120センチ、額装時85×128センチ。まず人物と外からの力の比率を比べ、異なる場面で赤が視線をどう導くかを見る。単に色が似た二組と考える以上の読み方ができる。

別の壁の「15 Gunshots….from 1989 to 2003」は2003年の15点組の写真で、リストは各100×45センチと記す。連続した展示は一枚ずつの像を、身体を動かして読むシークエンスに変え、明暗の変化の中で人物と背景が徐々に薄くなる。前後の違いや壁の角が読むリズムをどう変えるかを比べられる。これは公式展示写真の視覚的な観察であり、新たな実演の物語を補うものではない。

白い展示壁の縦長の黒枠写真が連続し、人物とレンガ壁の背景が濃い色から淡い色へ変化する
「15 Gunshots….from 1989 to 2003」は壁と角に沿って連続して並ぶ。

展示は続くが、開幕の実演と対談は終了

画廊は本展をアイデンティティー、自律、生存に関する長期的な探究と位置づける。ディレクターのKatie de Tillyは、困難に向き合う作家の信念と持続性を特に強調する。10月22日の開幕パフォーマンス、10月24日11:30の作家トークはいずれも終了した。残りの会期には年表、写真、映像から作品を見直せるが、当時のプログラムが毎日繰り返されると考えてはいけない。

会場は香港中環SoHoのChancery Lane10番地、地上階。月曜から金曜10:00〜18:00、土曜11:00〜17:00で、日曜と祝日は休廊する。訪問前に公式展覧会ページを確認したい。普段から写真や映像を見る人には、行為が終わった後、展示壁の大きさ、順番、文字が理解の仕方をどう決め直すのか、という問いが残る。

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