2倍の料金を払っても、得られる利用量はわずか1.7倍——これがClaudeの利用者グループがAnthropicを提訴した核心的な理由だ。The Vergeの報道によると、9月8日に提出された集団訴訟では、AnthropicがMax定期購読プランを宣伝する際、実際の利用制限について明確に説明していなかったと指摘されている。
Anthropicは2025年4月にClaude Maxを発表した際、月額100ドルでProプランの「5倍」の利用量、月額200ドルなら「20倍」の利用量が得られると公式に説明していた。比較として、Claude Proプランは年払いなら月額最低17ドルから利用できる。公式にはMaxを「Claudeを様々な用途で頻繁に使うヘビーユーザー向け」と位置づけていた。
問題は計算方法にある。訴状によると、Anthropicが宣伝していた倍率は、5時間ごとにリセットされる単一セッションの利用上限のみを対象としたものだったという。しかし実際にはMaxユーザーは、別に設けられた「週間利用上限」というルールにも縛られていた——このルールはMaxがリリースされてから数ヶ月後、2025年8月になって追加されたものだ。この点を踏まえて計算し直すと、本来Proの4倍分多いはずだった20倍プランは、週間上限を加味すると実質1.7倍にすぎず、それでいて価格は5倍プランの2倍という結果になる。






