もしあなたのClaude利用枠が「一度満タンに戻ったかと思えば、身に覚えなく使い果たされていた」ように見えるなら、Anthropicが先週送った一通のメールがその答えだ。問題はパスワードでも二段階認証でもなく、ブラウザに保存されている「セッションクッキー」と呼ばれるものが盗まれたことにあった。
このメールは最初にユーザーがRedditに投稿し、その後SecurityWeekが報じた。メールの内容によると、Anthropicはすでに影響を受けたアカウントについてすべてのセッションを強制ログアウトし、保存されていたクレジットカード情報を削除、さらに異常利用によって発生した追加料金を返金したという。同社はまた、問題の原因はAnthropicのシステムが侵害されたことではなく、ユーザー自身のパソコンに潜んでいた情報窃取型マルウェア(infostealer)にあると説明している。
Anthropicは現在、6種類のマルウェアファミリーに注目している。Windows向けにはVidar、Lumma、StealC、RedLine、Acreed、macOS向けにはAtomic Stealer(AMOS)が含まれる。公式は影響を受けたMacの台数は「ごくわずか」だとしている。これらはいずれもClaude専用に作られたツールではなく、一般的な汎用型の情報窃取ソフトウェアで、通常は悪意あるダウンロードファイルに便乗してインストールされ、実行されるとブラウザに保存されたパスワードやクッキーを収集する。






