ルーターの不調で一番厄介なのは、故障そのものより「再起動すべきか、初期化すべきか、それともサポートに電話すべきか」の判断がつかないことだ。ASUSの答えはシンプル。ほとんどのトラブルは初期化で解決するという。だがこのボタンは万能薬ではない。押した瞬間、すべてのカスタム設定、AiProtectionの記録、Traffic Analyzerのデータ、Web Historyがすべて消去され、工場出荷状態に戻ってしまう。

網路又卡了?ASUS路由器重置前,你該先做這三件事

だから作業前にまずやるべきことがある。アカウントとパスワード、そして残しておきたい設定をメモかスクリーンショットで保存しておくことだ。パスワードを忘れた場合、通常はルーター背面や底面のラベルシールにデフォルトのアカウント・パスワードが記載されている。ただし注意したいのは、一度アカウント・パスワードを変更してしまうと、二度と工場出荷時のデフォルト値には戻せないという点だ。

方法1:Webの管理画面またはアプリから

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まだ設定画面にログインできるなら、これが比較的スマートな方法だ。ブラウザに http://www.asusrouter.com と入力するか、ルーター背面に記載されているLAN IPアドレス(例:192.168.50.1)から直接管理画面に入る。アカウントとパスワードでログインしたら、左下のAdministrationを探し、Advanced Settings内のRestore/Save/Upload Settingタブをクリック。画面には黄色い説明文付きの3つの選択肢が表示されるので、黒いボタンのRestoreを選び、確認後はルーターの再起動を待つ。この間、ASUSは特に「ブラウザを閉じない」「電源を切らない」よう注意を促している。

手元にASUS Router App(一部機種ではExpertWiFi App)があれば、手順はもっと短い。Settingsに入り、System Settingsをタップ、続いてSystem reset to factory defaultを選べば、スマートフォンから直接完了できる。

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方法2:背面のRESETボタン

管理画面にログインできない、パスワードを忘れた、ファームウェア更新に失敗した——こうした場合は物理的な方法しかない。ルーターを裏返してRESETボタンを探そう。たいてい小さいボタンなので、見つからない場合は取扱説明書に位置図が記載されている。5〜10秒ほど押し続けると電源ランプが点滅し始めるので、そこで手を離す。信号ランプが再び安定するまで待てば完了だ。あとは再度管理画面にログインし、設定を一からやり直すことになる。

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やっかいなのは、ASUS傘下のルーターは機種数があまりに多く、実際の「強制リセット」手順は少なくとも8パターン存在し、機種によって異なるという点だ。すべての機種が同じ押し方で対応できるわけではない。自分の機種に合った正しい手順を確認するには、公式サポートページの対応表をチェックする必要がある。

通常の再起動を試してもなお問題が解決しない場合に初めて、ASUSは強制的な工場出荷時リセットに進むことを勧めている。トラブルに遭遇するたびいきなりボタンを押し切るべきではない——何しろデータが消去されてしまえば、後戻りはできないのだから。