BEAMSは創業50周年を記念し、日本の街で親しまれたオレンジ色の肩がけショッピングバッグを数量限定で復刻した。2021年に廃止した袋は、2026年10月9日から条件に合う商品購入に合わせて配布されている。今日始まった企画でも、単品価格が付いた新作バッグでもない。1986年の地球ロゴと見直した素材を組み合わせ、買い物後も外へ持ち出せる物として再び提案する。
旅行用スーツケースの収納に復刻バッグが加わる。1本のコードが、買い物袋を街へ連れ出した
オリジナルはBEAMS10周年の1986年に誕生した。口をドローコードで絞り、斜めがけできるため、購入品を家へ運ぶだけでなく、通学や普段の外出にも使われた。オレンジの本体と黒い地球図案は識別しやすく、複雑な構造がなくても、身につけるだけで装いの一部になる。
オレンジの袋と布、靴を組み合わせた別の日常ビジュアル。復刻版は地球モチーフが初登場した時のデザインを踏襲し、なじみの配色と文字を残す。公開ビジュアルでは平置きだけでなく、肩、座席脇、収納棚、スーツケースの中へ置かれる。買い物のあとにも使う場面があることを示し、包装と私物の境目を使い手が決め直せる構成だ。
座席脇のドローコードバッグが買い物後の用途を示す。
地球ロゴの袋を収納棚のかごへ収めている。植物由来の比率は、自然分解を意味しない
BEAMSによると、新素材は植物由来原料を80%以上使うバイオマスプラスチックで、原料はとうもろこしの廃糖蜜に由来する。これは素材の出自の説明であり、自然環境で分解することや、どの地域でも同様に回収できることを意味しない。ブランドは長く繰り返し使うことを勧めるが、実際の使用回数と処理方法は持ち主と地域の仕組みによる。
つまり、古い包装をそのまま戻しただけではない。2021年の廃止は使い捨てプラスチック資材の削減に関わっていた。5年後の復刻は、数量限定と素材変更によって同じ課題を再び考えるものだ。バイオマスという言葉を環境負荷ゼロと受け取るより、自分が使い続けるかに目を向けたい。
店頭と通販では配布の仕組みが違う
一般配布は10月9日から商品購入者を対象に始まり、数量限定でなくなり次第終了する。公式通販は注文日ではなく、対象期間に発送される荷物が基準であり、店頭と通販の方法も異なる。告知ページがあるだけで、どの店舗でも、毎回の買い物でも、好きな日に必ず受け取れるわけではない。
他のプラットフォームには別の日程がある。公式発表ではRakuten FashionのBEAMS FESTA期間を10月23日10時から26日まで、&mallは12月2日からの予定とする。条件を通路間で混同しないよう、BEAMS公式復刻発表で確認したうえで、自分の日常に使い続ける場所があるかを考えたい。