今回のリストで最も目を引く名前はHTXだ。世界的にも取引量上位に位置する取引所であるHTXがBinanceから名指しで取引遮断の対象とされたこと自体、単なる定例のコンプライアンス対応にとどまらない、注目すべきニュースと言える。

Binanceは、即日をもって16の取引所からの取引を処理しないと発表した。このうち5社は以前から既に遮断されており、今回新たに追加された対象は11社で、HTXはその中で具体的に名指しされた取引所の一つだ。公式が挙げた理由は、EUの対ロシア制裁規定に対応するための規制コンプライアンス調整だという。

Binanceは公開情報の中で16取引所の全リストを明らかにしておらず、各取引所が遮断対象に含まれた個別の理由についても説明していない。「規制対応の必要性」という一括した説明にとどまっている。ユーザーにとって実際の影響範囲や発効時期は、Binanceの今後の発表を待って明らかになる見込みだ。