2002年のアルバムが25年後、演奏を聴きに出る理由をどうつくるのか。Damien Riceの『O』25周年ツアーは2027年2月20日、バンコクのSiamPic Hallで開かれる。バンコクは発表された25都市の一つ。主催VIJICORPは一般発売を2026年10月23日現地10時からTicketmelonで案内し、料金は2,800、3,200、3,800バーツ。発売は今日、公演は来年で、この二つを分ける必要がある。
2027年2月20日を記したDamien Rice『O』25周年バンコク公式ポスター。アルバムの記念と固定セットリストは違う
『O』には「The Blower’s Daughter」「Cannonball」「Volcano」などがあり、声、アコースティックギターと関係の不安を多くの人の記憶へ残した。アルバム周年がテーマでも、現時点で全曲・全場面の固定構成を発表した意味ではない。聴きたい歌は期待になるが情報記事で必演と保証してはいけない。
聴き直すなら有名なサビから、曲同士の感情の順序へ注意を移せる。イヤホンの声の距離、楽器が入る空間と間が劇場でどう広がるかは観察したい問いだ。これは鑑賞の提案で、本誌が今回の公演を見たという話でも、過去バンコク公演の交流が毎回繰り返されるという話でもない。
劇場席は視線と聴き方から選ぶ
主催はtheater-seated形式と紹介し、会場はSiam Square One7階のKBank SiamPic Hall、BTS Siam近く。公式座席図と区分を先に見て、高価なら全員に好まれる、階名だけで視界が保証されるとは考えないこと。バリアフリーや特別な席は主催へ事前に確認したい。
スマートフォンに気を取られやすければ、入場前に交通、チケットと連絡を済ませてまとまった聴く時間を残せる。撮影規則、入場と持込制限は公演案内を待ち、未発表内容に他会場の慣習を当てはめない。劇場の静けさも観客がつくるもので、座席券だけから自然に生まれるわけではない。
10月23日の購入前に確認
アーティスト先行は10月21日10時~22日23:59、一般は23日10時から。入口と資格を混同せず、現状の席、手数料と支払い条件はTicketmelonを基準にする。掲載価格が各区分の残席を意味したり、購入完了確認に代わったりするものではない。
主催公式とDamien Riceサイトが日程と今後の通知の確認先となる。遠方からなら正式券を確保してから変更不可の交通・宿を組み、開始時刻は矛盾する第三者の時間でなく最終公式案内を待ちたい。『O』を作品全体に入り直す入口にすれば、価値は馴染みの一曲が鳴る瞬間だけにとどまらない。