家族内のちょっとした行き違いが、92歳のFrankie Valliに自らInstagramで釈明させる事態を招いた。「みなさんが何を耳にしたとしても、私は引退していません」。事の発端は、兄のBobby Valliが先週フェイスブックに2人の2025年のツーショット写真を投稿し、まるで別れの挨拶のような文面を添えたことだった。

Bobbyは投稿にこう綴った。「弟のFrankieを誇りに思うし、心から愛している。彼は素晴らしい人生を送り、夢を実現させた。傑出した歌手であり、輝かしい音楽キャリアを持つ、アイコンであり生きる伝説だ」。弟の功績を並べた後、Bobbyはこう付け加えた。「彼はこれから引退する」。

この発言は明らかに早計だった。Frankie本人は自身のInstagramアカウントで引退の噂を否定し、Bobbyもすぐさまフェイスブックで訂正声明を発表した。「謝罪します、情報が間違っていました。弟のFrankieが引退するものと思い込んでいました。彼が一日も早く回復し、輝かしいキャリアを続けられることを願っています!」

今回の混乱の発端は、Frankie Valliが今年初めに下した、2026年の残りツアー日程をキャンセルするという決定だった。『Grease』を歌ったThe Four Seasonsの伝説的存在は、2023年に開幕した引退ツアー「The Last Encores Tour」を今年11月まで続ける予定だったが、最終的に足を止めることを決めた。

「すでにチケットを購入してくださった皆さんをがっかりさせてしまい申し訳ありませんが、今年の残りの期間はツアーを行わず、健康回復に専念することにしました」と当時声明を発表した。「早く元気になって、またすぐに皆さんにお会いできることを楽しみにしています。応援してくれてありがとう」。

Frankie Valliが健康問題でニュースになったのは、これが初めてではない。2年前には、口パクでリズムに乗れていないと指摘されたパフォーマンス映像が話題となり、これについて声明を発表したことがあった。昨年は、音楽業界に多大な貢献をしたアーティストに贈られるグラミー特別功労賞(Special Merit Awards)の生涯功労賞受賞者の一人にも選ばれている。

Frankie Valliの今後のツアー計画や健康状態について、現時点でこれ以上の情報はない。