任天堂は2001年9月14日にGameCubeを日本で発売し、2007年初頭の生産終了までの間に一度、コスト削減のためのマイナーチェンジを行っている。このモデルチェンジで重要な部分が削られた。Digital AV Out端子の廃止だ。この端子は本来、別売りのコンポーネントケーブルを介してGameCubeが480p出力を行うためのもので、現在では各社のHDMI変換アダプターが接続に利用する端子でもある。この端子があるのがDOL-001、ないのがDOL-101。両者ではテレビへの接続難易度がまったく異なる。
まずは手元の本体がDOL-001かどうか確認しよう
確認方法は簡単だ。本体背面にAV端子が2組あり、片方に「Digital AV Out」と表記されていればDOL-001だ。あるいは本体底面のラベルを見て、「DOL-001」と書かれていればそれで確定する。
DOL-001だと分かったら、変換アダプターを一つ買ってHDMIケーブルを接続すれば使える。市場には安価な製品も多いが、おすすめはRetro-Bit製のPrism HD Adapterだ。大半のGameCube用HDMI変換アダプター同様、オープンソースソフトウェアのGC Videoで動作するが、Prismは内蔵USB-C端子を備えており、ファームウェア更新の際に本体を分解する必要がない。他にはInsurrection Industries製のCarby、もう少し予算を抑えたいならBitfunx製の製品も選択肢になる。この3製品はいずれもリモコンが付属し、GC Videoの画面設定メニューを呼び出して解像度を調整できるが、アダプターによってはHDMIケーブルを別途用意する必要がある。
Digital AV Out端子がない場合は別の方法を取る必要がある。RetroTINK-2X Miniのようなコンバーターを使い、GameCube純正のコンポジット信号ケーブルをそこに接続し、そこからHDMIケーブルでテレビへつなぐという方法だ。RetroTINKにはアップスケーリング機能付きの上位機種もあるが、価格はそれなりに高い。他のレトロ機も一式接続する予定でもない限り、コストパフォーマンスは良いとは言えない。