ワイヤレスのゲームコントローラーをiPhoneに接続すると、ゲームが始まる前からすでに通知がミュートされている——これはiPhoneの集中モードの中でも見落とされがちな仕組みだ。多くの人はこの機能をいまだに「おやすみモード」の延長として認識しているが、テックメディアEngadgetのライター、Ben Stegner氏の記事によると、AppleはiOS 15(2021年)以降、単一のオン・オフ切り替えだったDo Not Disturbを、シーンに応じて自動で切り替わる通知管理システムへと作り変えたという。
デフォルトの分類では足りない場合は、Custom Focusを自作できる。Stegner氏は自身の例を挙げている。彼は「Calls Only」というモードを設定し、すべての着信を許可しつつ、それ以外の通知はすべてミュートしているという。各モード(Do Not Disturbを除く)はアイコンとカラーをカスタマイズして見分けやすくでき、編集や削除も同じページ内で完結する。
Focusのメインページには、見落とされがちなスイッチがもう2つある。「Share Across Devices」をオンにすると、iPhoneで設定したモードが同じApple IDでログインしている他のデバイスにも同期され、iPhoneがミュート中でもApple Watchだけが鳴ってしまうといった事態を防げる。オフにすれば各デバイスの状態は互いに影響しない。「Focus Status」をオンにすると、連絡先の相手はiMessageの会話画面であなたが何らかの集中モード中であることを確認でき、緊急だと判断すれば強制的に通知を届けることも選択できる——ただしこの仕組みは実質的にiMessage内でしか機能せず、相手にはモード名まではわからない。特定の相手にだけこの表示をオフにしたい場合は、iMessageの会話でその人の名前をタップし、「Share Focus Status」をオフにすればよい。