キャンドルの灯りが揺らめく中、弦楽四重奏がLaufeyのメロディーラインを奏でる——これが今年の「A Very Laufey Day」を象徴する光景だ。ジャズィーな歌声とクラシック音楽の素養で知られるアイスランド系中国人シンガーは、4年目を迎えるこのファンのための「完璧な一日」を企画するにあたり、今回はとても具体的な課題に取り組みたいと考えている。ストリーミングやショート動画に慣れ親しんだZ世代・α世代に、コンサートホールや美術館へ足を運んでもらうことだ。
イベントは8月23日(日)に開催予定で、今年のテーマは「A Celebration of the Arts」(アートの祭典)。音楽、映画、ダンス、演劇、文学など、彼女自身の養分となってきた文化的形式を網羅する。公式発表によると、イベントは25カ国、75都市以上で展開され、ライブパフォーマンス、美術館での展示、さらに図書館や書店、カフェ、アイスクリーム店でのファンミーティングなど多彩な形式で行われる。
中でも注目を集めているのが、10都市で行われる限定キャンドルライトコンサートだ。観客はLaufeyの楽曲が弦楽四重奏によって新たにアレンジされたパフォーマンスを楽しむことができる。さらに、彼女のHollywood Bowlでの公演を記録した映画『Night at the Symphony: Hollywood Bowl』も、グラミー博物館のClive Davis Theaterや、全米各地のAMCシアターの指定上映会で公開される。書店でのファンミーティング会場では、限定版「A Very Laufey Day」グッズや特製ドリンクも販売される。
Laufeyは企画の狙いについてAP通信(Associated Press)にこう語った。「今年は本当にアートとカルチャーにフォーカスしたかった。私のオーディエンス——その多くはZ世代とα世代——が、いわゆる『ハイカルチャー体験』へアクセスする方法を見つけたかったんです」。さらに続けて、「オーケストラの公演でも、美術館でもギャラリーでも、こうした機関とつながる方法を本当に見つけたいと思っています」と語った。
「Candlelight: A Very Laufey Day」キャンドルライトコンサートの開催会場は以下の通り:
- ベルリン Französischer Dom
- ボストン Simons Theatre
- シカゴ The Congress Plaza Hotel & Convention Center
- ロンドン The Great Hall – Barts North Wing
- メルボルン The Athenaeum Theatre
- ニューヨーク New York Society for Ethical Culture
- オーランド Orlando Museum of Art
- パリ Maison de l'Océan
- ソウル Jeongdong 1928 Art Center
- ワシントンD.C. National City Christian Church
Laufeyは2025年8月にサードアルバム『A Matter Of Time』をリリースし、NMEは同作を4つ星と評価。「前作同様に美しく感動的」としながらも、「その輝きに一層の影が差している」と評した。今年に入ってからは新たに4曲を追加した拡張版もリリースし、KATSEYEのMegan Skiendiel、『Heated Rivalry』出演のHudson Williams、『The Summer I Turned Pretty』のLola Tung、そしてフィギュアスケートの米国代表でオリンピック金メダリストのAlysa Liuを迎え、〈Madwoman〉の新たな解釈に挑んだ。それ以前には、Chappell Roan、Lady Gaga、Billie Eilish、The Weekndらの後を継ぎ、Fortniteの音楽派生ゲーム『Festival』のフィーチャーアーティストを務めた経験もある。その際には複数の楽曲やコスチュームアイテムがゲームに追加され、同年に始動した『A Matter Of Time』ツアーとも連動していた。75都市すべてのイベントリストは公式サイトで確認できる。






