家具ブランドMASは東京のKarimoku Commons Tokyoにて特別展「Oyado MAS」を開催し、もともとのギャラリー空間を虚構の和風旅館(おやど)へと作り替えた。会期は2026年10月20日まで、会場は東京都港区西麻布2-22-5。
展覧会はどのような情景を描いているのか?
今回の特別展はMASがかねてより掲げる「New Japanese Comfort」という理念を軸に展開されており、家具を単なる単一のオブジェとして陳列するのではなく、旅館のおもてなしのリズムを模した全体的な情景の中に置いている。照明や工芸品、日用品が家具の周囲に配置され、生活感のある空間の物語を構成しており、一般的なショールームに比べ、想像の中で宿泊できる旅宿により近い雰囲気を醸し出している。主催者によれば、このような配置によって、来場者はMASのシリーズ家具がより広い室内のエコシステムの中でどのように機能するかを体験できるといい、単一の家具を展示の主眼とするのではない構成になっている。




どの工芸ブランドが参加しているのか?
今回の協業にはNEW LIGHT POTTERY、Nao Tesuki Washi、SEKISAKA、sheep、sinsoの5ブランドが参加しており、いずれも今年の3daysofdesignにも出展した顔ぶれである。それぞれが得意とする照明、手漉き和紙、器物、テキスタイルがMASの家具と並べて配置され、空間に幾重もの質感と雰囲気を重ね合わせることで、純粋なディスプレイルームというよりも、より実際の生活のシーンに近い全体像を作り出している。












