Nothing But Thievesの5枚目のスタジオアルバム『Stray Dogs』が、今週金曜日(9月25日)に正式リリースされた。2023年の『Dead Club City』に続く作品で、同時にラストを飾るシングル「#5」も公開されている。ツアーの合間を縫って5カ月かけて書き上げられたこのアルバムを、バンドは「直感に立ち返る作業だった」と表現している——それはノスタルジーではなく、「この10年間で何が本物だったのか」を改めて確認する作業だという。
レコーディングは、2015年に同名のデビューアルバムを制作したのと同じスタジオで行われた。バンドは「stray dog(野良犬)」というイメージを自分たち自身に重ね合わせている——傷を負い、腹を空かせ、本能のままに動き、まだ帰る場所を探している者たちであり、デビューから10年経って完璧に磨き上げられたバンドではない、と。「Nothing seems clear until the moment has passed」——彼らは、今もなお手探りで進んでいる自分たちの状態をそう表現している。