リハーサルルームがライブ会場に変わる——それがThe Cribsの今回の公演でひときわ興味深いポイントだ。2027年8月20日(金)、Jarman兄弟はタイルヤード・ノースに戻ってくる。2000年代初頭に彼らがリハーサルを行っていた場所で、幼少期を過ごした実家からも目と鼻の先だ。この地で2007年の作品『Men's Needs, Women's Needs, Whatever』を完全演奏し、発売20周年を祝う。
これはバンドにとって10年以上ぶりとなる地元ウェイクフィールドでのライブだ。共演にはヨークシャー出身のアートロックバンド¡Forward, Russia!も名を連ね、彼らも自身の2007年デビュー作『Give Me A Wall』を完全再現する予定で、2つの記念すべき夜が同じ日に重なることになる。
『Men's Needs, Women's Needs, Whatever』はFranz FerdinandのAlex Kapranosがプロデュースを手がけ、〈Moving Pictures〉、〈I'm a Realist〉、〈Our Bovine Public〉などを収録。当時NMEから8点の評価を獲得し、同誌の2007年年間ベストアルバムで9位にランクイン、「今年最もセクシーなダーティ・ポップ・アルバム」と評された。当時のNMEのレビューにはこう記されている。「彼らがこのアルバムを作ったのは銀行口座を潤すためではない。初日から彼らを支持し続けてきたエモキッズや、The Libertinesに失望したファン、そしてオルタナロック愛好家たちのためだ」。






