NIKEは新作「STUDIO FLEECE」シリーズを発表した。日常の運動シーンにおいて、快適さと機能性を両立させる選択肢を提供することを狙いとしている。ブランドによれば、このシリーズのデザインの土台となったのは、デザイン室で決められた既存のパターンではなく、世界300人以上の女性から得た実際の着用インサイトだという。カッティング・質感・機能性という3つの方向性は、そこから導き出されたものだ。
シリーズが位置付けるのは、「日常のなかのアスリート」にとっての必需品というコンセプトだ。この背景にあるのは、多くの人にとって1日のうち激しい運動をする時間は限られており、それ以外の時間はスポーツウェアを着たまま通勤したり、会議に出たり、用事を済ませたりしているという実情だ。STUDIO FLEECEは、そうしたシーンにおいて快適さと機能性の両方を叶えることを目指している。
この300人の女性の具体的な属性や調査方法、そしてそのインサイトがどのように実際のパターン設計へと落とし込まれたのかについては、プレスリリースでは明らかにされていない。こうした「大規模な消費者インサイトに基づくデザイン」というストーリーは、近年スポーツブランドの女性向けラインでは珍しくなく、単に機能性というラベルを強調するだけの製品との差別化を図る狙いがある。STUDIO FLEECEというネーミングとポジショニングも、この流れを踏襲したものと言える。
現時点で公開されている情報には、シリーズの具体的なアイテム構成、素材の詳細、カラー展開についての言及はなく、台湾での発売日、販売チャネル、価格についても明らかにされていない。ブランド側は高解像度の画像データと詳細プレスリリースへの外部リンクをメディア向けに提供するのみで、全アイテムのリストや発売情報については、今後の公式発表を待つ必要がある。






