
保温ボトルにゲンガーがプリントされているが、配色は控えめなストーンブラック。ポケモンのカビゴンは保温マグの側面にちんまりと収まり、マグ本体にはグレー寄りのブルーを選んでいる。これはキャラクター柄を鮮やかな黄色や赤といった子供向けの配色に無理やり押し込んだものではなく、あえて『ポケモン』をデスクや通勤バッグでも受け入れられる色階に落とし込んだものだ。Thermosと『ポケモン』による今回のコラボ「Pokémon Design Series」の要は、キャラクターそのものの可愛さではなく、色をどこまで抑え込めるかにある。


シリーズはThermos自社ブランドで売れ行き上位の保温容器をベースにしており、公式は内部の保温構造には手を加えず、キャラクター柄を重ねただけとしている。そのため保冷・保温性能はそのまま維持される仕組みだ。アイテム展開も単発のネタ商品ではなく、保温ボトル、保温マグ、保冷バッグの3種に広げ、一日のさまざまな使用シーンに対応させている。
主力はハンドル付きのねじ蓋式保温ボトルで、容量は600mlと800mlの2タイプ。いずれも冷温両対応だ。600mlにはピカチュウ、イーブイ、メタモン、ミュウを収録し、800mlはリザードン、カビゴン、ゲンガー、ヨワシに切り替えている。デスク用には350mlの保温マグを用意し、キャラクターはピカチュウ、カビゴン、メタモン、プリンをラインナップ。シリーズの最後には容量約7Lの保冷バッグが加わり、柄はピカチュウ、コダック、ヨワシとなっている。
ラインナップ全体はカラートーンでまとめられている。ストーンブラック(Stone Black)、グレーベージュ(Grey Beige)、フロスティブルー(Frosty Blue)、ライラックグレー(Lilac Grey)の4色だ。キャラクター柄は依然容器の主役を占めるものの、配色はあえて甘さを抑え、このゲンガー柄の保温ボトルやカビゴン柄の保温マグを大人の日常バッグにそのまま入れても、一目で子供向けグッズと見抜かれない仕上がりにしている。この絶妙な塩梅こそが、今回のコラボが本当に狙ったことだろう。
Pokémon Design SeriesはすでにThermos Japan Online Shopで販売中。台湾ドルでの価格や台湾での取扱情報は明らかにされていない。