ソニックがグリーンヒルゾーンに飛び込み、背景ではテトリスのブロックが点滅する——本来なら同じ場所にいるはずのない組み合わせだ。一方はセガの看板キャラクター、もう一方はソ連のエンジニアが生み出したパズルゲーム。だが『Fortnite』のまもなく始まる新シーズン「Override」では、血縁関係のかけらもないこれらのゲームアイコンたちが、無理やり同じマップに詰め込まれることになる。
Epic Gamesは今月初め、『Fortnite』チャプター7・シーズン4のコードネーム「Override」を8月20日にリリースすると発表した。キャッチコピーは「Break the rules. Change the game.」。公式が公開したロゴもあえてグリッチ調の跳ねる演出になっており、この「ルールをぶち壊せ」というテーマと呼応している。
今週初めに流出した9秒間のティザー映像では、まずソニックとグリーンヒルゾーンが今シーズンに参戦することが確認され、画面の隅にはテトリスのブロックの残像もちらりと映り込んでいた。そして8月12日、Epicは別のショート映像で正式にテトリスとのコラボを発表。続けて『ペルソナ』の世界観も参戦が確定し、パックマンと『キングダム ハーツ』も公式のティザー映像に登場した。ファンの間ではクラッシュ・バンディクーやロックマンの参戦も噂されているが、この2つについては現時点で公式の確証は得られていない。Epicによれば、8月20日のシーズン正式スタートまで、さらに続報が公開される予定だという。
ソニック、テトリス、ペルソナという、時代も企業もジャンルもバラバラなIPを同じバトロワの舞台に放り込むこと自体、ここ数年『Fortnite』が得意としてきたやり方だ。物語としての整合性を追求するのではなく、プレイヤーそれぞれの子供時代や思春期に別々の機種・別々の世代で刻まれた記憶の断片を、同じマップの上で同時に見せる——それが狙いなのだ。
先月末には『ザ・シンプソンズ』が『Fortnite』の「Reload」チャプターに復帰したばかり。このコラボでは6週間の開催期間中に8000万人以上のプレイヤーがログインしており、この数字自体が、こうした異業種コラボが今や『Fortnite』にとって単なる話題作りではなく、定番の集客手段になっていることを物語っている。同時にEpicは、ラッパーのLil Teccaがリズムゲーム『Fortnite Festival』の最新ヘッドライナーになると発表した。彼はNMEに対しこう語っている。「僕はずっと新しいファンにアプローチして、彼らがまだ知らないかもしれないアーティストを紹介したいと思ってきた。これは絶好の機会だ。それに、すでに僕の音楽を聴いてくれている人たちに、ゲームの中で仲間としての僕を見てもらって、心を動かされてほしい——次のLil Teccaにインスピレーションを与えたいんだ」。
「Override」シーズンの詳細な内容と正確な配信時間については、現時点では8月20日という日程のみが公表されている。その他のコラボの詳細は、今後Epic Gamesから発表されるティザーを待つ必要がある。






