スマートフォン、イヤホン、鍵。出かけるたびに手元に置きたい小物がある。Gramicci for BEAMSの新作は、10個のポケットにワイドストレートの輪郭、調節できる裾、撥水生地を組み合わせ、アウトドア由来のディテールを街の日常へつなぐ。商品名はWaterproof Cargo Pants。2026年11月3日、日本のBEAMSレーベル取扱店と公式オンラインショップで発売予定。BLUE GRAYとBLACKの2色で、価格は税込29,700円だ。
10個のポケットがシルエットの主役に
BEAMSはオリジナルパターンでGramicciの形を再構築し、上から下へ伸びるワイドストレートにミリタリー由来のポケットを取り入れた。膝下にもあえて配置することで、視線が太ももの両側だけに集まらない。公式正面写真ではフラップ、ジップ、下腿部のポケットが形のリズムを作る。シンプルなトップスと合わせても、パンツ自体に重なりと存在感がある。
裾のコードアジャスターと下腿部のポケット。10個のポケットは収納位置の選択肢であると同時に、形や線から着こなしを考えるきっかけにもなる。無地のTシャツやすっきりしたジャケットならカーゴの細部を見せやすい。ゆったり合わせるなら靴と上半身の量感も調整したい。これらは造形から考えるスタイリング案。何を入れるか、配置が自分の日常に合うかは、サイズと実物で確かめて選ぼう。
片手のベルト調整とガゼット、裾の自由度
機能も別注の重要な要素だ。公式説明では、自然な大きい開脚に対応するGramicciらしいガゼットクロッチと、片手でフィット感を調整できるウェビングベルトを継承。ウエストの接写ではベルトやバックル、伸縮する腰回り、ジップの細部が確認でき、ベルト先端にはブランドの小さなタグが見える。新しい輪郭の中にも、おなじみの個性と日々の調節しやすさが残る。
ウエストとウェビングベルト、ジップポケットのディテール。Gramicciの元のロゴを残している。裾のアジャスターで、ワイドストレートを基本に開き具合も変えられる。公式写真はコードと内側の仕上げを示しており、裾と靴の関係を考える手がかりになる。開けば落ちる線を強調でき、絞れば異なる輪郭を楽しめる。生地は高い撥水性を備え、止水ジップも採用。手入れや使用条件は商品表示を確認しておきたい。
BLUE GRAYとBLACK、日常の表情を選ぶ
公式写真のBLUE GRAYは淡い寒色で、フラップや縫い目、金属色のジップが見えやすい。BLACKは濃色で合わせたい時の選択肢になる。サイズはS、M、L、XL。普段のパンツと公式寸法を比較し、どれくらいのゆとりを残すか考えると選びやすい。色、脚のボリューム、靴の組み合わせを一緒に見ることで、サイズ名だけより全体のバランスをつかめる。
発売日は11月3日で、日本全国のBEAMSレーベル取扱店と公式オンラインショップにて税込29,700円。台湾での取扱い、越境配送やサイズ別在庫は実際の販売店に確認したい。10個のポケットと撥水、動きに対応する細部を、はっきりした形へまとめたのが今回の面白さ。ワークウエアが好きで、日常の装いに調節の余地も欲しい人が、細部から見ていける新作だ。