今月上旬、Karol Gは『Tropicoqueta』のツアーで多忙を極めていたにもかかわらず、突如として新アルバム『No Me Arrepiento de Sentir Tanto』(直訳すると「こんなにも感じたことを後悔しない」)を発表した。アルバムジャケットでは、ほぼすっぴんの彼女が冷ややかなブルーの光に包まれており、そのノスタルジックな雰囲気はBritney Spearsの2003年作『In The Zone』を彷彿とさせる。
これは『Tropicoqueta』のビジュアル言語とはまるで別世界だ。約10年のパートナーであるメイクアップアーティストのDuván Forondaは、色彩は常にKarolがストーリーを語る手段だったと語る。「彼女はあらゆる物事に色を当てはめるんです。1曲には1曲の色があり、ある感情にはその感情の色がある」。『Tropicoqueta』制作時、その色はオレンジだった。「彼女は、トロピカルでハッピーなアルバムにしたいと言っていました。彼女にとって、その感覚を表現できる色がオレンジだったんです」。メイクにも、真っ赤な唇、ブラウンのリップライナー、オレンジ系のチークがふんだんに使われた。
転機はハワイ旅行で訪れた。Forondaは、Karolが青いシャツ、青いバッグ、さらには青いスマホケースなど、ブルーのアイテムを身につけ始めたことに気づいた。理由を尋ねると、Karolはこう答えたという。「この新しいステージは、より自分自身に属するもの。より脆く、よりパーソナルで、それは青い感じがするの」。ただし、それは『Tropicoqueta』の世界観に登場するようなネオンコバルトブルーではない。「鮮やかな青ではなく、どちらかというとスカイブルーに近い」とForondaは言う。「とても穏やかなんです」。
その穏やかさは、ステージにも表れ始めている。Karolのツアー『Viajando Por El Mundo』は、最近ロサンゼルスで3公演連続完売を記録し、Becky GやBruno Marsもゲスト出演した。Forondaによれば、パフォーマンスには依然として『Tropicoqueta』のトロピカルな要素が残されているものの、スワロフスキーのラインストーンやグリッター、より暗めのメイクが加わり始めているという。真の変化はアイメイクに表れている。「この新しいステージでは、彼女のメイクがより暗く、よりリスキーになっているのが分かるはず」。ポイントは意図的ににじませたアイライン。「少し乱れているくらいがちょうどいい。完璧な一本線ではダメなんです」。









