22分間、1025の名前を、1曲で歌い切る。ポケモン社は9月3日、『Pokémon All Stars 1025』の完全版を公開した。30周年企画の中でも最もハードコアな試みで、シリーズ史上登場したすべてのポケモンを1曲の歌詞に詰め込んだものだ。
この曲を歌うのは日本の歌手・大石昌良。実はプロジェクト自体は今年初めからすでに公開されており、4月に第1章が公開されたのち、9月3日にようやく22分に及ぶフルバージョンが完成した。MVは手作りのスクラップブック形式で構成され、ポケモン1匹ごとに1ページを占め、歌詞に合わせてページがめくられていく演出になっている。映像の最後には、来年発売の『ポケモン 風と波』に登場する3匹の新御三家ポケモンも一瞬予告されている。
完全版『Pokémon All Stars 1025』は各配信プラットフォームで配信中。カラオケ用の伴奏のみのバージョンも同時に公開されており、自分のポケモン知識を試したいリスナー向けの仕様となっている。
これは30周年記念キャンペーンの一環に過ぎない。今年初め、ポケモン社は「What's Your Favourite」企画の一部として、Lady Gagaと歌うプリンのコラボ映像を公開した。同企画はブランドが掲げる「ポケモンへの共通の愛を通じて人々をつなげる」というコンセプトを表現するもので、BLACKPINKのJISOO、Trevor Noah、F1ドライバーのシャルル・ルクレール、ラッパーのYoung Miko、サッカー選手のラミン・ヤマル、女優のマイトレイイ・ラマクリシュナンらがそれぞれのお気に入りのポケモンを語っている。今週開催されたポケモン世界選手権では、Ed Sheeranがサプライズ登場し、『スカーレット・バイオレット』のために書いた主題歌「Celestial」を披露、さらにアニメ版の元祖主題歌をアカペラで歌う場面もあった。年末までには、MarshmelloとAlison WonderlandがロンドンとロサンゼルスでポケモンをテーマにしたEDMライブ「Night Out」を2回開催する予定だ。
来年公開のアニメ映画『Wild Card』は、ポケモンカードゲームのプレイヤーと相棒ミミッキュの物語を描く。世界選手権の会場では、『ウォレスとグルミット』を手がけたAardman制作のストップモーションアニメシリーズ『The Misadventures of Sirfetch'd & Pichu』も初公開され、Disney+で配信されることが発表された。