「How do you get to a moment like this? That's a long story...the Pulp story.」新予告編の冒頭、Jarvis Cockerは自問自答するようにそう語り出す。バックには《Common People》のイントロが流れる。これはPulp最新のライブ映画『What Do You Do For An Encore?』として初公開された本予告編であり、同時に公式ポスターと配信開始日も発表された。
ポスターはステージで歌うCockerの上半身を捉えたクローズアップショット。予告編は2025年のライブ映像と、90年代の楽屋裏の映像を織り交ぜて構成されている。
90分の本作を手がけたのはGarth Jennings。彼はかつてPulpの名曲《Help The Aged》や《A Little Soul》のMVを監督し、その後2005年のSF映画『The Hitchhiker's Guide To The Galaxy』を手がけ、アニメ映画『Sing』『Sing 2』の脚本も執筆した人物だ。本作にはメンバーによるナレーション、めったに見られない舞台裏の映像、そして20曲にわたるライブパフォーマンスが収められている。Cockerは予告編でこう語っている。「曲の中には、過去の人生のエネルギーが詰まったポケットのようなものがあって、再演することでそれが解き放たれる。まさに本物のタイムトラベルなんだ」

制作チームには『Asteroid City』を手がけたプロデューサーOctavia Peissel、『The Grand Budapest Hotel』の編集を担当したBarney Pillingが名を連ねる。Cocker自身も製作総指揮として参加しており、Stuart Goldstein、Tom Healy、Rosie Taylor、Harper Simon、Mark Sainsburyと共にクレジットされている。
公開は3段階に分けて行われる。9月18日にはイギリス・アイルランドの劇場で1夜限りの限定上映、9月23日にカナダの劇場で公開、9月24日にはアメリカで公開、そして9月25日からMUBIにて独占配信が始まる。制作陣はこの作品を1984年のTalking Headsの名作ライブ映画『Stop Making Sense』になぞらえており、内容はPulp近年のツアーのステージ演出と、40年にわたるアーカイブ映像を組み合わせたもの。収録されているライブ映像は、昨年ロンドンのO2アリーナで行われた2夜連続完売公演から取られている。
同名のライブアルバムは8月28日にRough Tradeよりリリース予定。同日、Pulpはマンチェスターのウィゼンショウ・パークにて、彼らいわく「唯一のイギリス国内でのヘッドライナー大規模公演」を開催する。さらに来月にはEnd Of The Roadフェスティバルでトリを飾ることも決まっている。また最近では、Mad Cool 2026のクロージングパフォーマンスにて、イングランドがノルウェーを下した瞬間に合わせ、《Common People》を初めてライブで披露したこともあった。






