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ロンドン「My Blue Period」、青い容器に顔を見いだすRomuald Hazoumèの彫刻

October Galleryで11月21日まで。プラスチック容器と拾得物による仮面を、羽根、繊維、展示風景から眺める。

Blake Ho, Visual Editor
ロンドン「My Blue Period」、青い容器に顔を見いだすRomuald Hazoumèの彫刻

ロンドンのOctober Galleryで、Romuald Hazoumèの個展「My Blue Period」が2026年11月21日まで開催中だ。再利用したプラスチック容器と拾得物を仮面に組み合わせ、青が重要な手がかりとなる。取っ手、開口部、使い込んだ痕跡を残しながら付属物で人物らしい姿を作る。かつての日用品と新たな肖像が同時に見えてくる。

容器の穴が顔になるまで

公式画像の「Autlan de Navarro」は、逆さにした青い容器を中心に置く。丸い口が開いた口、取っ手の起伏が鼻筋のように見え、羽根が上と横へ広がる。皮膚を写実的に作らず、物の配置が顔を感じさせる。拾得物による2024〜25年作で50×60×18cm。今回会場で初めて作られた作品ではない。

上に繊維を重ね片側へ垂らした青い容器の仮面
Chênnai、2024〜25年、拾得物、58×30×22cm。画廊公式作品画像。

「Chênnai」も青い容器を使い、上に繊維状の素材を重ね、長い束を片側へ垂らす。丸い穴は下方に残る。羽根の外への広がりと対照的に、頭上へ重みを集め横へ引く形だ。画廊は58×30×22cm、2024〜25年と記す。写真から形と色は観察できるが、繊維の正確な由来や人物の身元までは断定できない。

青は色合わせだけではない

画廊は展名をピカソの青の時代と、アフリカ系アメリカ音楽のブルースに結び付ける。色が感情を担い、音楽が周縁化された人々の共通経験を表すという読みだ。これは解釈の枠組みで、会場のブルース演奏やピカソ作品の展示を意味しない。Hazoumè自身の素材と形に戻って見たい。

公式展示写真では仮面が白壁に間隔を置いて掛かり、木床と余白が各作品の距離を保つ。中央にはバイクと容器を組み合わせた展示もある。装飾を密に連ねるのではなく、個々の形が空間を占め、互いに向き合うように見える。画廊は移動、歴史、権力の問題とも作品を関連付けるが、未説明の細部すべてを一つの政治的記号に固定する必要はない。

壁の仮面と中央のバイク展示がある白い画廊
My Blue Periodの公式展示風景。白壁に仮面が間隔を置いて並ぶ。

画廊とカフェの開館時間は別

会場はBloomsbury、24 Old Gloucester Street、London WC1N 3AL。公式案内は火〜土曜12時30分〜17時30分、祝日休み。最寄りの候補はHolborn、Russell Square、Tottenham Court Road駅だ。カフェは火〜金曜12時30分〜14時30分で、昼の営業時間を画廊全体へ当てはめたり、別企画が通常観覧に含まれると考えたりしないようにしたい。

10月30日開幕ではなく、現在会期中のロンドン展だ。当日の予定と観覧条件は出発前に確認したい。素材を問うだけでなく、取っ手、穴、繊維、羽根を隠さず、どれほどの変更で顔が生まれるのかを考えられる。物の以前の痕跡が残るからこそ、仮面は馴染み深くも不穏に見える。

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