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香港《重力の牽引》で浮遊と支えを読む:恒生大学で11月20日まで

Ruth AnderwaldとLeonhard Grondが写真・音・映像で重力を問い直す。鑑賞には少なくとも3営業日前の登録が必要。

Jordan Lin, Deputy Editor
香港《重力の牽引》で浮遊と支えを読む:恒生大学で11月20日まで

香港恒生大学の基金展覧廊は、2026年10月23日から11月20日まで《重力の牽引》(Tractions of Gravity)を開催している。ウィーンを拠点にする芸術家・研究者Ruth AnderwaldとLeonhard Grondの写真、音、映像を通して、身体が重さを担い、支えられる関係を見る展覧会だ。沙田のキャンパスを訪れる場合、少なくとも3営業日前の見学登録が必要。会期内だからといって、そのまま入場できるとは限らない。

見えない力を身体から読む

中心となるのは、2008年から続く《Atlases》と2024年から続く《Joys of Gravity》の二つの写真シリーズ。音や映像も、めまいや足場を失う感覚についての研究を広げる。前者の支える身体に対し、後者には休息や遊びという重力との関係も現れる。これは作品を見るための視点であり、無重力体験や物理実験が会場でできるという意味ではない。静止した一瞬から、その前後の運動を想像する余地も残る。

公式の白黒写真の一枚では、大きな空の中に人物が写り、海面と泳ぐ人々は画面の下方にある。曲がった膝、上がった腕、ほとんど何もない背景によって、身体は海と空の間で止まったように見える。飛び上がって着水するまでの連続動作は示されず、結果よりも距離が目に留まる。会場の飛び込み設備を紹介する写真ではない。

上下がなくなると肖像も見慣れなくなる

別の写真では、シャツとサスペンダー姿の男性と芝生が逆さの関係に置かれる。どちらが上かを判断しようとすると、表情、服の垂れ方、腕の位置も手掛かりになる。撮影の仕掛けを当てるより、安定した身体を認識する際に地面、水平線、姿勢にどれほど頼っているかを考えられる。この写真だけで人物の身元や具体的な撮影手法は断定できない。

芝生を背景にシャツとサスペンダー姿の男性が逆さに見える白黒写真
男性と芝生を逆さの構図で捉えた公式作品画像。

横長の白黒写真には、逆さで少しぼやけた二つの人影がある。水面の模様と遠くの明るい点によって、空間をすぐには把握できない。最初の写真の明確な姿と広い空に対し、身体は輪郭に近づく。三枚は別々の公式作品画像で、同じ写真を切り分けたものでも、TIDEZINEの現地記録でもない。表記されていない各作品名を推測することも避けたい。

水面の模様を背景にぼやけた二つの逆さの人影
二つの逆さの人影と水面の模様を捉えた公式作品画像。

キャンパスへ行く前に登録と最終入場を確認

会場は新界沙田小瀝源行善里、香港恒生大学の創意人文館(CR)1階。公式登録ページでは今後14日間の開館日の予約を受け付け、少なくとも3営業日前の登録を求める。当日は確認メール、または発行された場合はQRコードを提示する。平日は10:00~19:00で最終入場18:00、土曜は10:00~17:00で最終入場16:00。閉館時刻と入場締切は別だ。

展示ページには「近日開催」の分類が残るが、記載された会期は10月23日から始まっている。具体的な日付と登録システムの選択可能な枠を照合したい。日曜・祝日の開館、空き状況、その他の入校条件は事前にギャラリーへ確認し、毎日開館や登録の確約を前提にしないこと。画像の上下を探したあと、自分の立つ位置へ視線を戻すと、単なる浮遊より細やかな重さの問いが残る。

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