FRBの決済システムへの参入を目指す一企業が、裁判を最高裁まで持ち込んだ。今回その背中を押しているのは、業界団体全体だ。
Blockchain Associationは、Custodiaが米最高裁に上訴したことへの支持を表明した。争点となっているのは、Custodiaがマスターアカウント——金融機関が他の銀行を仲介せずに直接FRBの決済システムに接続できる口座権限——を取得できるかどうかだ。この関門こそが、ある機関が金融システムの一員として扱われるのか、それとも永遠に迂回を強いられるのかを分ける。
Blockchain Associationは声明でこの案件をこう明確に位置づけている。「合法的なデジタル資産企業が対等な立場で競争できるかどうかに関わる問題だ」と。つまり協会が最高裁に問うているのは、Custodia一社の個別案件ではなく、FRBが行政裁量によって業界全体を締め出せるのかどうかという点だ。
現時点で公開されている情報はここまでで、上訴の進捗状況や最高裁が受理するかどうか、Custodiaがこれまで下級裁判所で争ってきた訴訟の詳細については、まだ裏付けとなる材料が乏しく、今後の公開情報を待つ必要がある。






