結婚式の入場曲が必ずしも「エリーゼのために」である必要はないが、Blondshellはあえてこのタイトルを借りて、「自分が本当に何を望んでいるのか分からない」というテーマの曲を書いた。新曲「Fur Elise」は彼女の3枚目のアルバム『Violins』のラストを飾る曲で、曲名は誰もが知るクラシックピアノの小品を指しているが、内容は結婚式のバージンロードで押し流されるような感覚についてのものだ。
「自分の人生がどんな形になるのか、結婚式でどんな曲を流すのか、はっきりさせたいと思っているのに、どこから始めればいいのか分からない。あなたは間違った曲を選んでいる」。本名Sabrina TeitelbaumのBlondshellは、この曲の核心となるイメージをこう語る。曲は彼女らしいloud-quietの構成を引き続き用い、静と爆発の間を切り替えながら、成長過程における言葉にしづらい複雑な感情を描いている。
『Violins』は9月25日にPartisan Recordsから発売予定で、昨年の『If You Asked For A Picture』に続く彼女の3枚目のスタジオアルバムとなる。「Fur Elise」に先立ち、彼女は既にシングル「Heart Has To Work So Hard」とタイトルトラック「Violins」を発表している。アルバム全体を貫くテーマには、崩壊した友情、宗教、身体、そして癒しを試みる過程が含まれる。
「このレコードには重みがある」とTeitelbaumは語る。「歌詞はそれほど直接的ではなくなって、イメージの部分が増えたけれど、今回の主な目標は人の心を動かす曲を書くことだった。強いバースラインが欲しかった」。彼女はプロデューサーYves Rothmanとの協力関係についても触れ、「Yvesと過ごした時間は、ほとんど誰と過ごした時間よりも多い——私たちの共同作業はとても効率がいい」と語った。このアルバムが自身の創作に確信を与えてくれたことについて、「もう暗闇の中で手探りしているような感覚はない」と語った。
Blondshellはこの後、北米、英国、ヨーロッパツアーを展開する予定で、12月15日のロンドンRoundhouseでの公演は、彼女にとって今までで最大規模となるロンドンでの単独ヘッドラインショーとなる。
『Violins』の発売日とツアー日程は発表済み。実際のチケット購入に関する情報は公式チャンネルをご確認ください。






