暗号資産マーケットメイカーGSRの資産管理部門でマネージング・ディレクターを務めるAndy Baehr氏が、最近トークン化資産の機関投資家市場における活用方向について見解を示した。議論の焦点は債券商品に置かれている。

Baehr氏によれば、トークン化された債券資産は機関投資家向け担保の活用シーンにおいて重要な役割を果たす可能性を秘めているという。株式と比較して、債券商品はもともと機関投資家の取引や清算プロセスにおいて一般的な担保形態であり、これがトークン化された形で提供されれば、既存の機関投資家ニーズをブロックチェーン基盤インフラに直結させることになる。

株式のトークン化については、Baehr氏は株式を大規模にオンチェーン化する構想を「exciting(興奮する)」と表現した。その口調は債券について語る際よりも明らかにビジョン寄りで、確立された道筋というよりは展望を描くようなニュアンスだった。

現時点で公開されている情報はBaehr氏の上記発言にとどまり、具体的なスケジュールや商品、提携先などにはまだ言及されていない。