
1つのシューズを4回に分けて展開し、その間に丸5ヶ月を挟む——これはあまり見ない復刻のペースだ。HOKAは今回「Tor Ultra Lo」の4色を分けてリリースする形を取った。一気に全ラインナップを見せるのではなく、一定の間隔を置いて1色ずつ投入し、話題を年末まで途切れながらも続かせる狙いのようだ。

まずシューズ本体について。「Tor Ultra Lo」は元々の骨太なマウンテンブーツ然としたシルエットを維持しつつ、アッパーにはヌバックレザーを採用。耐摩耗性のナイロンで補強を加え、内部にはGORE-TEXの防水ソックス構造を内蔵している。アウトソールはVibram Megagripが担当し、市街地とアウトドア両方の路面に対応できるグリップ力を発揮。分厚いミッドソールが安定したサポートを生み出す。全体としては依然としてハードなツールシューズの佇まいを保ちながらも、フォルムとプロポーションが微調整されており、日常のストリートシーンに投入しても違和感がない仕上がりとなっている。
4色それぞれ発売のタイミングが異なる。「Antique Olive」は8月14日にトップバッターとして発売され、経年感を帯びたオリーブグリーンが特徴。続く「Black」は9月に投入予定で、最も無難で取り入れやすいカラーとなる。時期は11月上旬に移り、「Varsity Navy」が登場。そしてラストを飾る「Archival Taupe」は12月上旬までお披露目を待たなければならない。4色×4つの月で、下半期をぴったりと埋める展開だ。
現時点で公開されているのはこの4色と対応する発売月のみで、具体的な価格や販売チャネルはまだ発表されていない。






