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Joshua Renfroe『BEAU』、22人の黒人男性を写す288ページのポートレート

10月23日刊行の『BEAU: The Black Male Mystique』は、André Hollandを含む世代を超えた22人を収録。服、姿勢、肖像の歴史からJoshua Renfroeの288ページを読む。

Blake Ho, Visual Editor
Joshua Renfroe『BEAU』、22人の黒人男性を写す288ページのポートレート

ブルックリンを拠点とする写真家Joshua Renfroeの新刊『BEAU: The Black Male Mystique』は、2026年10月23日に刊行された。288ページに、映画『ムーンライト』の俳優André Hollandを含む、世代を超えた22人の黒人男性の肖像を収める。22は被写体の人数で、写真が全部で22枚という意味ではない。少年期から成人期へ、服装、姿勢、見る関係を通じて考える一冊であり、黒人男性の外見に一つの基準を定めるものではない。

BEAUという名前はどこから来た?

書名はフランス語の「美しい、端正な」という意味に由来し、Renfroeがアラバマ州タスキーギで育った経験にもつながる。高校最終学年に彼はOrchid Club Beautillionに参加した。Beauxと呼ばれる若い男性を正式に地域社会へ紹介する、成人への通過儀礼だ。この背景と一緒に読むと、肖像は見栄えのよい写真を撮るだけでなく、家族、地域、より広い社会からどう見られるかにも関わる。名前には美の意味と、アイデンティティが形になる文脈が重なる。

公開された写真のうち、暗い服と帽子の座像は、椅子の背、持ち上げた手、身体の斜線で服の輪郭を影の中に残す。別の街頭写真は、タンクトップ、ショーツ、濡れた地面、消火栓そばの水で身体と環境を結ぶ。どちらも服から入れるが、視覚的な中心は異なる。前者は動きを内側へ集め、後者は空間を開く。白黒の表現は、光、皮膚の表面、生地、背景の層を具体的にし、全員を同じポーズにするわけではない。

暗いタンクトップとショーツの人物が消火栓と水しぶきのそばに立つ白黒写真
タンクトップ、ショーツ、水、建築で人物と環境をつなぐ街頭肖像。

一枚の肖像は何を含められる?

ほかの作品では、卒業ガウン姿の2人が草地に並んで座り、背中、肩の線、体格の違いで対話を作る。入口の肖像は顔を横へ向け、ガラスの反射から距離を取る。正面からカメラを見なくても、人物を画面の中心にできる構成だ。卒業服の2人の親族関係や、各写真の撮影年について、具体的な情報なしに物語を補うべきではない。見える仕草から読み、本人が明かしていないことや説明されていない部分を残す余地がある。

本書の精神的な参照の一つは、19世紀の奴隷制廃止運動家Frederick Douglassによる写真の活用だ。米国国立公園局の歴史資料には160点を超える写真と肖像が記録され、自ら尊厳ある姿を作り、当時の人種偏見に挑んだことが示される。この歴史から、現代の肖像は美的な選択だけでなく、自分の現れ方を誰が決めるかという問題にもつながる。Renfroeの現代の人物とこの歴史を結ぶことは、状況が同一だとするのではなく、自己表象の問いを続けることになる。

写真とページのデザインをどう一緒に読む?

Renfroeの写真に加え、本書にはCurtis Taylor Jr.の補足文とFred Sands IVのデザインがある。写真は視線と身体の関係を作り、文章は文脈を与え、ページは立ち止まりや転換を左右する。それぞれの役割は異なる。288ページで見たいのは、有名な俳優を見つけることだけでなく、連続するページで個人の違いがどう保たれるかだ。著名人とそうでない被写体も、同じ人生の見本にする必要はない。

ストリートウェアに関心があるなら、帽子のつば、襟、肩、靴とパンツの比率から入り、人物とカメラの距離に戻ることもできる。同じ暗い服も、座る、振り向く、屋外へ出ることで見え方が変わる。歴史をさらに知るには、Frederick Douglassと写真の力に関する公式解説を読み、『BEAU』の現代の写真と比べながら、衣服、視線、場所が形象の形成にどう関わるかを見たい。

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