KEENはUNEEK Loafer WKを、かかとが開いたUNEEK Mule WKへ展開した。黒いモデルは2026年10月2日に日本で数量限定発売され、税込価格は28,600円。ペニーローファーのストラップ、レザーの編み込み、脱ぎ履きしやすいミュールの輪郭に、KEEN.CURVEの曲線的な底を組み合わせる。今日初登場の新作ではなく、構造と着こなしから見ておきたい最近のハイブリッドだ。
側面からオープンヒールと連続する曲線の底が見える。かかとを除いても、ローファーの言葉を残す
一般的な一枚の閉じたアッパーではなく、革ひもを編んでつま先をつくり、ストラップと外周でペニーローファーの意匠へつなぐ。前からは覆われた印象があり、後ろは開いているため、見る角度によってフォーマルさが変わる。季節の色変更ではなく、足を入れる方法と輪郭を変えたことが重要だ。
レザーコード、ストラップ、足床が近景で素材の対比を見せる。公式説明では2.5mmのレザーコードとレザーアッパーを組み合わせ、縫製と編み込みを手作業で仕上げる。革はLWG認証タンナー由来だ。この認証背景を靴全体の環境負荷ゼロや寿命の保証へ広げることはできない。近景で見える編み目と平滑な革の対比が、最も具体的な外観の手掛かりとなる。
KEEN.CURVEは連続した曲線で、厚さだけではない
KEEN.CURVEは連続する曲線によって歩行時の足運びを支えることを目指す構造だ。ミッドソールは圧縮成型EVA、フットベッドは植物由来素材を含むPUと革のトップシートで、アウトソールはノンマーキングのラバーを採用する。足裏との接触、緩衝、地面との接点を別々の層が担当し、厚底の見た目だけですべての機能は判断できない。
方向の異なる溝がラバーアウトソールの接地部を分ける。公式重量295gは27cm片足の条件付きで、すべてのサイズへ適用はできない。開いたかかとは脱ぎ履きに便利だが、長距離歩行への適性やかかとのずれは、自分の足型と歩き方で試す必要がある。歩行向けの設計方針は、全員の快適さの実測ではない。
黒とオープンヒールが、着こなしの比率を残す
黒いアッパーは光沢と影で編み込みの起伏を見せ、上からは茶色のフットベッドが対照になる。長いパンツでは裾の長さがかかとの見え方を決め、靴下はアッパー、足床、脚の間にもう一つの色を加える。構造から選べる着方であり、休日専用やフォーマル専用という一役に限定しなくてもよい。
上から黒い編み込みと茶色のフットベッドを示す。日本の公式品番は1033311。サイズは22.5〜29cmと30、31cmで、各店にすべてがそろうとは限らない。KEEN Japan公式商品発表で素材、仕様、取扱先を照合し、現在の在庫を確認したい。数量限定発売は現時点の在庫を保証せず、終わった抽選も今から参加できるものではない。