1足の靴で都市部の通勤者と登山客の両方を納得させようとすると、たいていはデザイン面で妥協が必要になる。今回の Margaret Howell と Mizuno のアプローチは、その妥協を素材の中に隠すこと。表面はほぼ沈黙に近いミニマルなグレーで統一されている。
両者によるコラボレーション「V2 GORE-TEX Hiking Shoes」に、2026年秋の新作として「Light Grey」カラーが登場する。これは両ブランドが継続的に展開しているコラボ企画のひとつで、Margaret Howell らしい簡潔なカッティング言語に、Mizuno の機能的なラストを組み合わせた仕様。アッパーには GORE-TEX 素材を採用し、公式によれば防水性を確保しながら通気性も保たれ、内部の湿気や熱を逃がすことができるという。
ソールには Mizuno 独自の「Double Grip」テクノロジーを搭載。公式の説明によれば、このアウトソール設計は濡れた路面や凹凸のある地面でもグリップ力を維持し、滑りを防ぐことを目的としているという。都市の路上と郊外のトレイルを行き来する、そんな使用シーンを想定した一足だ。
グレー系の新作もシリーズ共通の控えめなトーンを踏襲し、両ブランドがそれぞれ最も得意とする部分を見えない場所に忍ばせている。一方はカッティングと色使いを、もう一方は足元のグリップ力と防水性を担う。現時点で価格および正式な発売日は明らかにされていない。







