JCPenney百貨のカウンターで働くゴス女子たちが、来店したおばあさんにまでゴスメイクを施していく——これはJosh Hommeが少年時代、パームデザート郊外で目にした光景だ。それが今、Queens Of The Stone Ageの新曲「Where The Goth Girls At?」の出発点となった。この曲はバンドの通算9枚目となるスタジオアルバム『Perfecth』からの第3弾シングルで、アルバムは10月30日発売予定。これまでに「Insignificant Other」と「Easy Street」の2曲が先行公開されている。
「JCPenneyのカウンターで働くゴス女子たちが、おばあさんたちにゴスメイクを施しているのを見て、自分がいたい場所はゴス女子のいる場所しかないと分かったんだ」とHommeは語る。「10代の恋、最高だよね?」歌詞は10代の頃の秘めた憧れと目立ちたい気持ちを巡って展開し、アレンジは極限までシンプルなギターリフから爆発力抜群のコーラスへ広がり、弦楽器とブラスの厚みも加わっている。
MVは「Easy Street」を手がけたChristopher GruseとTony Wolskiが再び監督を担当。廃墟となった発電所が黒いインクに埋め尽くされていく映像の中、コメディアンのSteve Agee、ダンサー兼アーティストのScarlett Kapella、シンガー兼女優のLou Lou Safranが出演し、QOTSAのメンバー自身も登場する。作品内でゴス女子たちは出会う人すべてを、自分たちの理想の姿へと「メイクオーバー」していく。
『Perfecth』というアルバム名は、Hommeが作った新語だ。彼によれば「perfect(完璧)」という言葉はそもそも誠実ではなく、この世に本当に完璧なものは存在しない。そこで彼は「perfecth」という言葉を使うようになった。「この世に完璧なものはないけれど、すべてがperfecthに見える」と彼は語る。「バンドの中でこの言葉を口にすると笑えるんだけど、一人の時にはそんなに笑えないんだ」。アルバムのコンセプトは、割れた陶器を金の漆で継ぐ日本の伝統技法・金継ぎからも着想を得ており、全9曲には家族、友人、そして「重要か否かにかかわらず」あらゆる関係性における愛が描かれている。
本作は2023年に高い評価を得た『In Times New Roman』に続く新作だ。バンドは現在Foo Fightersのゲストとしてツアーに出演中で、9月24日にはBourbon & Beyond 2026に登場、9月26日にラスベガスでこの一連の日程を終える。その後10月24日にはアイスランドで公演を行う予定で、これはバンドとして2005年以来初めての現地ステージとなる。さらにシンガポール、日本、オーストラリア、ニュージーランドへとツアーは続いていく。