
ワインレッドのボタンにグレーホワイトのボディ——まるで前世紀の携帯ゲーム機からそのままパーツを取り外してきたかのような佇まいだ。これこそ8BitDoがFlipPad – G Classic Editionに与えた配色のロジックである。このコントローラーはCES 2026で一度お披露目された後、いよいよ欧州市場で正式に流通を開始し、スマホを携帯ゲーム機に変身させるという発想を、想像以上に軽やかに実現してみせた。


本体重量はわずか31.5g。USB-C接続のヒンジ構造でスマホに直接クリップ装着でき、別途Bluetoothペアリングの手間もかからない。外観は象徴的なワインレッドのパネルボタンに加え、黒い十字キー、グレーのStartとSelectボタン、さらにL1、L2、R1、R2の4つの肩ボタンと機能ボタンを備え、簡素なスマホゲーム用ジョイスティックというより、本格的なレトロ携帯機に近い操作系統を志向している。


互換性については、公式資料によるとFlipPadはiOS 26.2以降、Android 13.0以降のOSバージョンに対応するとのこと。つまりこのコントローラーが狙うのは、スマホでエミュレーターを動かしてレトロゲームを楽しんでいる層であり、主流のスマホゲームユーザーではないということだ。


欧州での価格は29.99ユーロ、英国では24.99ポンドに設定されており、その価格帯は「本体」ではなく「アクセサリー」の位置づけであり、スマホの外付けデバイスとしての立ち位置にも合致している。詳細情報は8BitDo公式サイトにて確認可能。






