バルヴェニーとDaniel Arshamによる「百富1931匠藝源起」展が、2026年10月24日から11月4日まで台北・華山1914文化創意産業園区の西5-1館と西5-2館で開催される。中心となるのは88年熟成ウイスキーと、そのために制作された彫刻。大麦、フロアモルティング、試飲をつなぐ構成だ。来場計画では開場時間と予約枠を分けて確認したい。クラシック試飲は1人200台湾ドル、ブランドアンバサダーによるガイド付き試飲は600台湾ドル。
「88年」は瓶詰めまでの熟成期間
シリーズが振り返る歴史の起点は1931年。ブランドの世界向け発表によれば、88年熟成の原酒は1931年に蒸留され、2019年に瓶詰めされた。したがって88年は瓶詰め前の熟成期間を表し、2026年の記事だからと年数を加えるものではない。台湾での披露式は10月23日、一般向け会期は10月24日から。作家が披露式に出席したことも、会期中ずっと在廊することを意味しない。
ラベルの数字を、立体の時間へ
Arshamは時間の痕跡や素材の変化への関心を、88年熟成のボトルを包む彫刻へ置き換えた。ブランドの制作説明には、流れるような8層の面、熟成の歳月を想起させるオーク材の構造、退役した蒸留器から得た銅が挙げられる。ボトルと周囲の層、異なる素材を合わせて見ると、年数はラベルの数字にとどまらず、奥行きや表面の変化を見比べる対象になる。
公式商品写真と台北の会場を分けて見る
掲載画像は彫刻の正面、別の側面構造、12年熟成品を示すシリーズ公式商品写真であり、TIDEZINEが台北会場で撮影した写真ではない。台湾展の公式紹介では、自然の音風景、大麦をテーマにした空間、現代舞踊、照明、音楽も案内されている。製造の物語を手掛かりに沿ってたどる「考古手冊」も用意される。
ボトルの周囲の層が見える彫刻の別側面。シリーズ公式写真。
1931コレクション12年の公式写真。台湾発表の700ml・47.5%・2,500台湾ドルはこの商品に適用される。開場時間と予約時刻は別に確認
華山の公式案内では平日16~20時、休日13~19時の開場。ブランドの新聞資料に記載されたクラシック試飲は平日16・17・18・19時、休日は13時から18時まで毎時開催。アンバサダーのガイド付き枠は平日18・19時、休日17・18時となる。異なる体験が同じ時刻に設定される場合があるため、同じチケットと考えず、種類、日付、残席を出発前に確認したい。
200台湾ドルと600台湾ドルの違い
公表料金はクラシック試飲200台湾ドル、アンバサダーのガイド付き試飲600台湾ドル。ブランドは、参加費を会場でのバルヴェニー購入代金に全額充当できるとしている。チケットにボトルが付くという意味ではなく、毎回88年熟成品を試飲できるとも限らない。園区から案内されるイベントページを使い、決済、キャンセル、対象枠、実際の提供内容を予約時に確認する。
台湾発売の12年と、展示の88年は別商品
台湾で同時に紹介された「1931コレクション12年」は、700ml、アルコール度数47.5%のシングルモルト・スコッチで、台湾での希望小売価格は2,500台湾ドル。指定販売店で数量限定発売される。これらは12年熟成品の情報であり、展示される88年熟成品には当てはまらず、すべての店舗での在庫も保証しない。
来場前に確認したい三つの点
まずクラシックかアンバサダーのガイド付きかを選び、平日と休日の開場時間を確認し、希望する予約枠を探す。Arshamの素材表現に関心があるなら彫刻の層を軸に、製造工程を知りたいなら大麦、手作業の製麦、時間の関係をたどりたい。参加と試飲にはイベント所定の年齢条件がある。飲酒運転は禁止。台湾では18歳未満の飲酒は禁止されている。