デスクに近づくと、明かりをつけていないのに、ライトが先に点灯する。SF映画のワンシーンではない。これはBenQ ScreenBar Maxに内蔵されたmmWaveセンサーが働いている証だ——人が座った瞬間を検知し、一気にフル点灯するのではなく、じわじわと明るさが浮かび上がる。Engadget編集者のMax Millerは5日間のテストの中で、この機能に当初は警戒していたと語る。誤作動や誤検知を心配していたが、実際には非常に精度が高かったという。彼のデスクはドアの近くにあり、人の出入りや椅子に座る動作があっても、センサーが誤反応することはなく、実際に座った時にのみ作動した。
ScreenBar MaxはBenQが本日発表した2つの新型スクリーンライトバーのうち1つで、同ブランド初のデュアルモニター専用ScreenBarとなる。本体が十分な長さを持ち、2台のモニターを同時にカバーして補助光を提供できる。バイアスライト(背面照明)とデスクライトの2つの機能を組み合わせており、バイアスライトはモニター背後の壁を照らし、モニターの明るさと周囲の暗さのコントラストを軽減することで、長時間の画面注視による眼の疲労を緩和する。デスクライトはキーボードやマウス、紙の資料をはっきり見えるようにするためのものだ。

問題は価格だ。ScreenBar Maxは289ドルで、スタンドを追加購入するとさらに39ドルかかり、BenQの現行ScreenBarシリーズの中で最も高価な製品となっている。Millerは記事の中で率直に、同じ予算があれば4~5個の安価なライトを買うこともできると指摘する。質感は同等ではないかもしれないが、多くの機能は実際にはそれで十分満たせるという。
センサーと発色性能が強み

ScreenBar Maxはバイアスライトとデスクライトの明るさをそれぞれ個別に調整できるが、色温度は2700Kから6000Kの範囲内で両者共通の設定値となる。調整対象を切り替えるには、モードボタンを押して「バイアス」「デスク」「両方」の間を順に切り替える必要がある。Millerによれば、これは安価なライトバーなら気にならない仕様だが、このクラスの価格帯では一手間、二手間余計な操作に感じられるという。








