同じ日、同じ音楽フェスで、Cruz Beckhamは2回ステージに立った。昼にはノリッジのEarlham Parkで開催された「Rock N Roll Circus Norwich」に、自身のバンドThe Breakersとして出演。夜、The Kooksのトリのステージになると、21歳の彼は再びステージへ戻り、今度はギターを手に、ボーカルのLuke Pritchardと共に2006年のアルバム『Inside In/Inside Out』収録曲〈Jackie Big Tits〉を共演した。
今回のThe Kooksのツアーは『Inside In/Inside Out』発売20周年を記念して、アルバム全曲を完全再現するというもの。同じ「Rock N Roll Circus」では、The Vaccinesが『What Did You Expect From The Vaccines?』全曲を、The Fratellisが『Costello Music』全曲をそれぞれ演奏するステージも組まれており、3組のデビューアルバムが一堂に会する形となった。会場でファンが撮影したコラボの様子は、すでにInstagramで拡散されている。
Cruz BeckhamとPritchardの関係は、この日に始まったものではない。Pritchardは昨年すでに、2人で楽曲制作をしていることに触れ、「彼は本当に音楽のセンスがいい」と語っていた。また、2人が仲良くなったきっかけは、共にBee Geesの初期作品が好きだったことだとも明かしている。Beckham家の背景をめぐる「コネ」批判に対しても、Pritchardは本人の返答を引用していた──「イエス・キリストだってnepo babyじゃないか」。この一言がすごく気に入っているという。
Cruz Beckhamは先週金曜日(8月21日)、初のEP『Wear & Tear』をリリースした。それ以前には昨年、両A面シングル〈Optics〉と〈Lick The Toad〉でデビューし、その後〈For Your Love〉と〈Waste Your Pain〉も発表している。彼とThe Kooksは、8月27日(木)にはシェフィールドのDon Valley Bowlで行われる「Rock N Roll Circus」にも共に出演予定で、同ステージにはRichard Ashcroft、The Streets、Babyshambles、The Molotovsも名を連ねる。Cruz BeckhamとThe Breakersは、来週末にはReading & Leedsのステージにも立つ予定だ。
「Rock N Roll Circus Norwich」は、今夜(8月23日)Madnessのトリステージで幕を閉じる。同ステージにはOcean Colour Scene、The Wailers、The Selecter、David Rodiganも出演する。