あるAIエージェントが別のAIエージェントに支払いをする際、どのルートを通るべきか?これがRam Kumar氏が投げかけた問いの核心だ。このOpenLedgerコア貢献者の見立てはシンプルだ。AIエージェントには身分証がなく、銀行口座も開設できず、クレジットカードも申請できない。従来の金融システムのあらゆる関門は人間のために設計されているという。
Ram Kumar氏はこのことから、エージェント決済が暗号資産のこれまでで最も重みのある実用シーンになる可能性があり、ある意味で暗号資産の「最初のキラーアプリ」になり得ると考えている。彼のロジックは具体的なギャップに基づいている。AIエージェントが自律的に取引を完了させたり、サービスに加入したり、互いに料金を決済したりする必要がある時、既存の銀行インフラはこうした「非人間」ユーザーに全く対応できない。一方、暗号資産ネットワークのウォレットとスマートコントラクトは本人確認を必要とせず、もともとプログラム同士が直接送金できる仕組みになっている。
現時点で公開されている情報はRam Kumar氏のこの見解のみであり、OpenLedgerはエージェント決済に関する具体的な製品やスケジュールを打ち出すかどうかについて、まだ明らかにしていない。






